カリフォルニア州ポモナ-3月22日:ポモナアベニュー付近のフリーウェイ71号線で一晩中複数のパンクを引き起こし、両方向の通行止めを余儀なくされた穴ぼこを修理するカリフォルニア州運輸局の作業員。
(Photo by Watchara Phomicinda/MediaNews Group/The Press-Enterprise via Getty
【Breit Bart】サイモン・ケント 2023年6月28日2:05
大型電気自動車(EV)が路面に与えるダメージは、同クラスの内燃エンジン車よりも2倍大きいとする報告書が6月27日(火曜日)に発表された。
リーズ大学が主導した英国の研究によると、平均的な電気自動車は、同様のガソリン車よりも2.24倍、ディーゼル車よりも1.95倍も路面に負担をかけている。大型の電気自動車は、道路に最大2.32倍のダメージを与える。
道路へのストレスは、アスファルトの大きな動きを引き起こし、小さなひび割れを引き起こし、最終的には穴ぼこへと拡大し、地方自治体はその修復に追われることになる。
英紙『デイリー テレグラフ』がまとめた報告書によると、EVが大型化すると影響はさらに大きくなり、道路インフラへのダメージは最大で2.32倍になるという。
EVの重量が増加した主な原因は、500キロにもなる重いバッテリーにある。
EVの路上走行時の重量が問題視されるのは、今回が初めてではない。
ブライトバート・ニュースが報じたように、重い電気自動車が軽自動車と衝突する際にもたらす安全上のリスクにより、米国運輸安全委員会の責任者はすべての道路利用者に一般的な警告を発した。
ジェニファー・ホーメンディは、ワシントンで開催された運輸調査委員会の講演でこの問題を取り上げ、例として、重量約9,000ポンドの電気自動車GMCハマーと、バッテリーパックだけで2,900ポンド、つまり一般的なホンダ・シビックの全重量とほぼ同じであることを指摘した。
「私は、電気自動車を含め、道路を走る車の車体重量が重くなり、サイズ、パワー、性能が向上することによって、すべての道路利用者に重傷事故や死亡事故が発生するリスクが高まることを懸念しています」と、ホーメンディはこのグループのために用意された発言で述べた。