誰も電気自動車を買わないが、自動車メーカーは "グリーン "アジェンダに従って製造を続ける

【Natural News】2023年7月14日 イーサン・ハフ 

https://www.naturalnews.com/2023-07-14-nobody-buying-evs-automakers-manufacturing-anyway-green.html

 

政府の「グリーン」エネルギーと電気自動車(EV)推進のおかげで、米国の自動車産業は急速に衰退している。

 


2023年だけでも、フォードは電気自動車で30億ドルの損失を出す予定だ。

 

EVが新車・中古車ともに山積みになっているのは、多くのアメリカ人が信頼性、走行距離、コスト面でガソリン車を好むからだ。

 

全米のEV在庫は、全メーカー合計で9万2000台以上に膨れ上がっている。

 

これは昨年の在庫の約350%増で、92日分、つまりおよそ3カ月分のEVの供給となり、業界平均の2倍に相当する。

 

「比較すると、パンデミックによるサプライチェーンの中断から立ち直ったディーラーのガソリン車の在庫は54日分と比較的少ない」とレポートは説明している。

 

平時には通常70日分の在庫がある。

 

 

■■ EVの失敗を自動車ディーラーのせいにする左翼たち

 


計画では、2030年までに本物の自動車、つまりガソリン車を段階的に廃止していくことになっている。

 

しかし、もし誰もEVを買いたがらないのであれば、実際にどうやってこれを達成するのだろうか?

 

フォードは2025年までに200万台のEVを販売する計画だという。

 

昨年のフォードのEV販売台数はわずか6万1575台だった。

年間193万8,425台のEVを販売するためには、フォードが買い手を見つけなければならない。

 

フォードは2023年に通常の自動車を200万台販売する計画すら立てていないため、2025年にEVを200万台販売するという目標は事実上不可能となる。

 

さらに、フォードによるリヴィアンへの投資もある。リヴィアンの製造コストは1台あたり22万ドルで、1台の販売価格はわずか81,000ドルだ。

 

つまり、フォードはリビアンを1台販売するごとに13万9000ドルの損失を被ることになる。

 

ほとんどの自動車メーカーは、フォードのようにEVの販売台数を個別に報告していないが、すべてではないにせよ、そのほとんどが同じように大赤字を出している可能性がある。

 

例えばGMだ。同社は2025年までに年間100万台のEVを販売する計画だと言っているが、2022年のEV販売台数はわずか4万台だった。

 

 

左派は、EVはガソリン車に比べてゴミ同然であるため、ほとんど誰も買いたがらないという事実を認めるどころか、EVが普及しない理由を自動車販売店のせいにしている。

 

最近の調査によると、消費者の53%がEVが未来だと感じているのに対し、ディーラーの31%しかEVに同意していない。これは、ディーラーに問題がある証拠だと左派は主張する。

 

「調査対象となったディーラーの半数近く(45%)が、EVはまだ市場でその実力を証明する必要があると感じている」と、ある報告書は調査結果について説明している。

 

 

共産主義の中国でも、誰も買いたがらないEVが山積みになっているらしい。

 

 

EVの墓場全体が形成されつつあり、この傾向が続けば、ここアメリカでもすぐにそうなるだろう。

 

 

■■ 10台中9台のバッテリーカーがまだ道路を走っている。

 

また、国営化された自動車メーカーがEVライン用に何を考え出したかはさておき、フォードはそのままでは自動車の品質において最底辺だ、と冗談を言う人もいた。

 

私のテレビのリモコンの方が、運転もうまいし、信頼性も高い。

 

「私は死ぬまでトヨタ派だ。メキシコに最大の工場を持つフォードとは違って、トヨタの多くはアメリカで生産されている。市場経済が機能するのであって、命令経済は機能しない」