公式データによると、食品、サービス、製造品が物価上昇の最大の要因となっている
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【RT】2023年3月15日
https://www.rt.com/business/573004-france-inflation-revised-higher/
統計機関INSEEが3月15日(水曜日)に発表した最新の計算によると、フランスのインフレ率は記録的なペースで上昇を続け、2月には主に食品価格の高騰により予想を上回るペースで上昇した。
INSEEによると、2月の消費者物価は前年同月比で予想の7.2%から7.3%に上昇し、1月の7.0%を上回り、フランスのユーロ時代で最も強い上昇を示したという。
この最新の報告書では、食品、サービス、製造品がインフレ率上昇の主な要因となっていることが示されている。
今月初め、政府はフランスの家計に対し、インフレが加速して3月には10%に達すると警告したが、これは食品価格も10%上昇することを意味する。
同国当局は、約50の基本品目からなるいわゆる「反インフレ食品バスケット」を導入し、大型小売店に対し、これらの必需品の値上げを行わないよう義務付けている。
フランスのブルーノ・ル・メール財務相は、インフレ率は今年の夏にピークに達し、その後緩和が始まると予想すると述べた。
フランス銀行総裁のフランソワ・ビレロワ・ド・ガルハウは、ユーロ圏全体のインフレ率は依然として高すぎ、引き続き金融政策の主要な懸念事項であり最優先事項であることを認めた。