久々に泳いだ

礼拝後、パングラオのプライベートリゾートでダン&マリー先生、ディビッド&フェーさんとその子どもたちやいとこたち(そして私たち)が集まって、そのうち3人の誕生日パーティを行なった。
元々は明日の予定だったが今日になったので、礼拝後慌てて向かった。

このプライベートリゾートは私たちも3回ほど行ったことがあるパスター・ビルが管理しているリゾートだった。うちの教会がここで礼拝したこともあるし、単に遊びで来たこともある。
ダン先生たちもパスター・ビルの知り合いだったようで、ボホールも世間は狭いなと思った。パスター・ビルの教会はうちの姉妹教会で、ダン先生はそっちで礼拝メッセージをしたことがあると言っていた。

 

着いたらまずはお昼ご飯。自家製ローストポークやポテトサラダなどで作るサンドイッチや、誕生日ケーキを頂いた。
今日は8月が誕生日のマリー先生、フェーさんの娘のモライヤ、いとこのジェームス君の誕生日のお祝い。
私たちはプレゼントを渡した。

 

お腹いっぱい食べて、みんなプールに入って遊びだした。私も久々に水着・キャップ・ゴーグル装着で泳いだ。ディビッドさん、フェーさんはハイスクール時代水泳競技に出ていたそうで、学生のジェームス君は今も出ているそう。9歳になったモライヤと彼女の友達は、泳ぎや飛び込み、水中動作がすごく自由でこなれていたので驚いた。聞けば学校のスイミングクラスを取っているそうだ。やっぱりそうか。

最深2m超のプールだけど水を全然怖がっていないし、潜水もできるし、こっちではなかなか少数派ではないかと思う。日本のようにプール授業が受けられるわけでも、競技プールがたくさんある訳でもないからだ。

みんなワイワイ水遊びしていて、私も競泳をやっていたこともあってたまには泳がないと完全に錆びついてしまうと思って、子どもたちの遊びの邪魔にならない程度に片隅でいろいろやってみた。水泳の場合、完全に泳ぎを忘れてしまうことはないので、一応、前にできていたことは今もできるようだった。4泳法、クイックターンも忘れてなかった。
水感覚も、けのびも以前と変わらない位かもしれない。(なんせ競技プールではないので泳ぎにくいが)。

こっちではきちんとしたプールで泳げないので、私はたびたび泳いでいる夢を見る。前より泳げなくなって焦っている夢が多い。

今日フェーさんとプールで話していたところ、彼女が以前水泳選手をやっていたハイスクール時代に、海で両足がつって溺れたことがあるそうだ。助けて!と叫んでいたが、周囲の人はフェーさんが泳げる人なので溺れているとは誰も信じてくれず、そのまま溺れて死にかけて、蘇生してもらって生き返ったそうだ。

以降、長い間トラウマで水に入れず、今は泳ぐことはできるけれど、顔を水中につけたり潜水はできないそうだ。数年間、何度も夜中に溺れている夢で飛び起きて辛かったと言っていた。

また、死にかけたとき、それまでいい加減なクリスチャンだったことを悔い改めて、神さまにもう一度チャンスをください!と必死にお願いしたとき、誰かが助けてくれたという。その翌年、洗礼を受けたと言っていた。

うちの旦那は水着を忘れたので入れず、ダン先生はTシャツで少しモライヤたちに泳ぎを教えていて、マリー先生はプールでジャグジーのような噴射部分に腰を当てていたが、短時間で上がって、3人でいつものキドラーというカードゲームをやっていた。

長いことプールで遊んでいたので、リゾートを出たのがもう夕方6時ごろだった。天気は悪かったけどすごい楽しかった。
できればいつか競技用プールで思い切り泳ぎたいけど、フィリピンではムリそうだしそんな日はもう来ないんじゃないかなぁと思っている。せめて狭くてもいいから人のいないプールで自由に泳ぎたいなぁ。