ボホール再び

アパートからセブの港まで初めてジプニー乗継で行ってみたら、2人でたった60円ですんだ。タクシーなら400円位かかる。今日は祝日だからジプニーもタクシーも乗用車も少なく、黒煙が少なかったので快適だった。

(今日はスーパーキャットという船に乗ったが、ボホール島行きの船は4社から出ている)

ボホール島まで前回はPIER1のウィルサムという船で行ったが、今回はPIER4のスーパーキャットで行った。PIER4はなんだかセキュリティが厳しく、荷物検査、ボディチェック、荷物の麻薬犬チェック、写真撮影なんてのもあって何でそんなに厳しいの?PIER1では何のチェックもなかったのに。

ボホールへ着いたのは19時前でもう暗かった。ガムさんが迎えに来てくれていて、3人一緒にトライシクルに乗ってガムさん(ボホール島の20代牧師)Oさん(ガムさんの奥さんで日本人宣教師)宅へ一旦帰ってきた。同じ敷地内にある教会堂では地域の少人数の牧師会が開かれていたようで夕食中だった。私たちも一緒に頂いたが、焼き魚が特に美味しかった。またスイカもこっちで初めて食べた。2人暮らしだとスイカは大きすぎてなかなか買えないのだ。便乗でごちそうさまでした!

今晩は彼らの家から2件隣りのゲストハウスへ泊まる。今日は他のお客が泊まっていない離れのほうの部屋に案内されたのでよかった。セキュリティのお兄さんが建物内にいるが、共有部分は気を使わずにすむ。ゲストハウスなので水シャワー・トイレ・ミニキッチン・TVのあるリビング部分などは共有だ。部屋も共有部分も掃除が行き届いているし、私たちだけなのにウォーターディスペンサーの電気を入れてくれた。

ガムさんから宿泊料金を聞いていなかったのだが多分かなり安いと思う。元々私たちが3泊全部リゾート(1泊3000円)だと高いから、1-2泊はもうちょっと安い所だと助かります、といって予約をお願いしておいたので、予想800ペソ(1600円程)くらいか……。

明日の午後、ガムさんたちはカラペという1時間ほど離れた町の教会へ、ユースの子たちと応援に行くそうなので、一緒に行くことにした。
5-6日は祝日で店も閉まってしまい、どこも何もやっていないので物件探しができなさそうだし、今日Oさんに聞いたところによるとやはり物件仲介屋のような存在がなく、どこも口コミか“FOR RENT”の張り紙を見つけて直接大家さんに連絡し、交渉する形だそうだ。だけど大型連休中だから大家さんに会うのは難しいかもということだった。外観だけでも近くの張り紙物件を2、3見てこようと思う。

ガムさんOさんの家は、ボホールで一番大きいタグビララン市の空港近くにあるが、特別な条件で借りた物件なので2K+倉庫スペース位の部屋(録音スタジオに改造されている)+庭付の平屋物件で月3000ペソ(6000円)と超格安。同じ敷地にあって、1Fが教会堂+2Fが(ご両親である)牧師夫妻の住居である木造住宅のほうも月3500ペソ(7000円程)だそうだ。

特別な条件というのは、全くの現状渡しで備品はなし、設備に故障などがあっても自分たちで修理するなど基本貸しっぱなしということと、今後売却する予定なので売れ次第引っ越さないといけないということだ。売却の件は彼らが借りた後に大家さんが売り出したらしく、そりゃルール違反じゃないの?と思うのだが……。

今、教会堂のほうに住んでいる牧師夫妻も来月フィリピン南部のミンダナオ島の教会に行ってしまうそうで、教会堂や家はこの先どうなってしまうか全く不明の状態のようだ。

彼らの場合そういう事情なのでこんなに安いが、さすがにボホール島でも街中では(=タグビララン市では)アパートで10,000ペソ(約2万円)切るかどうか?という位らしい。1万ペソならセブ市と変わらないかもしれない。セブでももっと安い所は見つかると思う。

でもやっぱりボホールの港(タグビララン)に着いて、旦那とも“やっぱりこのくらいの人口・車密度が落ち着いてていいよねー”と再び納得し合っていた。セブ市内は本当に人も車両も多すぎ。