クリスマス集会など、教会での行事で起こりそうなこと [安全食品(内部被曝)][信仰・聖書・イエス・キリスト]

昨夜、ツイッターで相互フォローしている神奈川県の教会から、その教会のクリスマス集会のお知らせの拡散依頼が来た。
相互フォローしているといってもやり取りしたことはなく、私はその教会のことを知らなかった。

私はプロテスタントだが、プロテスタントの教会にもいろいろあるし、お勧めできない教会もある。キリスト教界内の仕事ものべ10年ほど行ってきたこともあって、いろいろな事情も事件も見聞きしてきた。変な牧師、信徒もたくさんいる。デキた人=クリスチャン、ではないのだ。これを見誤ると教会に来てもショックを受けるかもしれない。

私は、クリスマスの機会に少しでも多くの人に聖書のメッセージ、イエス・キリストとは誰なのか、聖書が語っていることは何かなどを知って頂きたいと心から願っている。何よりもすべての人に“イエス・キリストの救い”を知って頂きたいと切望している。
けれども、残念ながら安易に人にお勧めできない教会もある。何やらおかしな性質の教会を紹介したりしたら責任がとれないので、その点には気を使っている。

で、冒頭の神奈川の教会についても、ごく普通のプロテスタント教会だろうとは思ったものの、念のためそこのツイートをチェックしてみた。あまり活用されていないようで、直近ではクリスマス集会のお知らせ関連だけだった。
しかし、少しさかのぼって見てみたら“東北のものを買って応援しよう”という趣旨のツイートを公式リツイートしていた。

がっくりきた。ああ、これじゃあ私にはお勧めできないなと思った。教会に来る新来者には子連れのお母さんたちも多い。もしクリスマス集会で出される食事やお菓子や飲み物が放射能汚染されたものだったら……と思うといたたまれない。
それで私はその集会情報を拡散するのを見送った。非常に残念なことだが仕方がない。

私は少し前から、教会が放射能汚染に無頓着なことの二次災害がきっと起こると予想していた。旦那にもそのことを訴えていた。旦那の教会は旦那の母他少数の年配の婦人たちが昼食の世話をしているのだが、産地などまるで気にかけていない様子なのだ。緑茶も出している。しかも、旦那が何度提言しても、聞く耳を持たず無関心だった。

本当に来る人のことを考えているなら、今はそういう配慮こそ必要だろう。比較的安全な産地の野菜を使ったところで価格も変わらないし、“安全厨”の人にだって何ら損はないのだ。なのになぜ気をつけない?
大した手間でもなく特にお金もかからないのに、それを怠ったがばっかりに失うものはとても大きいのだ。

多分誘われた側の人は、「出される食材が心配なので伺えません」だなんて面と向かってはっきり言わないだろう。「すみません、せっかくなんですがちょっと都合が……」とか「また都合が合えばぜひ……」などと適当にお茶を濁して去ってしまうだろう。
そして無頓着な教会の人達は、彼らがなぜ誘っても来てくれないのか、知ることすらないのだ。

これから教会の行事はそういう点でも人を呼ぶのが難しくなるだろう。今は世間一般で無頓着な人が多いけれど、そのうち健康被害が顕著になればそうもいかない。気にする人は増えてくることだろうと思う。

だからもう、がらっと考え方を変えて、「この集会でお出しする食べ物の産地は○○…、飲み物の産地は○○…」等と一つひとつ明記した集会案内を出せばいいと思う。そんなことをしている教会は多分まだ全国にないと思う。

本質ではない理由で来てもらえないなんて悲しいではないか。食材汚染のことでイエス・キリストを知ってもらう機会を逃すなんて、本来ばかげている。
それでも、自分や子どもの命と健康に関わる重大なことだから、来る側だって断るしかないのだ。

食べ物だけではない。サマーキャンプなどでも子どもたちに何をさせるか、放射能汚染を考えて安全なプログラムを組んでいるか、そういう点が問われることになると思う。

私の教会は元から昼食を出さない。だから助かっている。旦那の教会では昼食を(給食のようにみんなで揃って)食べなければいけないので、その点だけでも私は行くことができない。
もし私に子どもがいたら(いなくてもだが)、絶対に産地不明のものを出す教会、海遊びや山遊び、枯れ葉遊びをさせるような危ない教会、無頓着な教会には連れていかないだろう。
いや、本質的にはその教会が好きですごく行きたかったとしても、行けないということだ。