農民組合、1月26日(金)からのパリ封鎖を発表


2024年1月26日【TLBスタッフ】

https://www.thelibertybeacon.com/farmers-unions-announce-a-blockade-of-paris-from-friday-january-26/

■ER編集部:以下は、歯に衣を着せぬフランスの農民たちに関する短い記事である。今日1月26日、パリ周辺の首都圏は彼らの封鎖の影響を受ける予定だ。その一方で、政治家たちは潤い続けている。(映画ですよ、こんな政治はありませんよ)。

 

国会議員たちは、月額300ユーロの委任状を増やし、その使用範囲を育児にまで広げている。


国民議会(ER:国会)は、下院議員の職務権限料を月額300ユーロ以上増額することを決議し、自らの財政を少しばかり改善することを決定した。

 

もちろんこれはすべて、インフレとの熾烈な闘いの名の下に行われた。というのも、国の財政が苦しいとき、議員への予算増額ほど、すべての問題を解決してくれるものはないからだ。

 

議会事務局は、大多数の政治団体と手を携えて、事前委任手数料(AFM)を月額5,645ユーロから5,950ユーロに引き上げることを寛大にも決定した。些細なことだろう?

 

私たちの勇敢な代表が物価上昇に対処できるようにするための5.4%の値上げだ。まじめな話、5,645ユーロでは、バゲットやまともなワインを買う余裕はないだろう?

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また、これだけでは不十分とばかりに、代議員たちは、保育料に前払い金の使途を拡大することも決定した。国会議員のベビーシッターサービスに税金を使うことほど意味のないことはないからだ。

 

要約すると、選挙で選ばれた議員たちは、事務所を借りることから夜の社交まで、旅行、ホテル、育児まで、あらゆることにこの財政的な大金を使う可能性が出てきたということだ。

 

もちろん、2018年以降はすべて厳重に管理されている。国会議員のポケットマネーの管理が信頼できないとしたら、誰が本当に信頼できるのだろうか?

 

非公式な情報によれば、国会議員/代議士の月給は7,000ユーロを超えるという。その上、彼らは「前述の委任料」を受け取り、さらに経費や運営費などで5,000ユーロ以上を受け取っている。

 

月給は14,000ユーロ近くになる。つまり、彼らは自分たちでわずかな増額を決めただけなのだ。こんな政治は誰もやらない。彼らはノーマーの目を覚まさせている。

 

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RTのレイチェル・マースデン記者は、フランスの農家の状況を次のように伝えている。

 

フランスの怒り: フランスの怒り:パリでエリートに対する革命の種をまく農民たち。


フランス政府は、国内の主要幹線道路から大量のトラクターを排除しようと躍起になっている。

 

オドクサ社の新しい世論調査によれば、フランス国民の89%が抗議する農民を支持しているという。

 

フランスは現在、EUの20%近くを占める運動に加わっており、EU27カ国のうち5カ国の農家が車列を組んで主要道路を封鎖している。

 

ポーランドルーマニア、ドイツ、オランダの農家が、事実上革命の代名詞であるこの国の農家と一緒になっている。そして、ここフランスで起こったある事件が、始まったばかりの運動を一気に加速させた。

 

フランスの農民の不満は、EU全域の農民の不満と一致している。

 

彼らが自国の政府に怒っているのは、選挙で選ばれた役人たちが、ブリュッセルの選挙で選ばれたわけでもないテクノクラート的な暴君と、彼らのトップダウンイデオロギーに支配された政策によって押しつけられた拘束衣のなかに身を置くことを主張しているからにほかならない。

 

今週、フランスの農民たちが、エマニュエル・マクロン大統領が様々な場面でフランスの三色旗と並べることを主張しているEU旗を破って燃やしたのには、それなりの理由がある。