【Insider Paper】AFP=時事
https://insiderpaper.com/no-farmers-no-future-italian-protesters-warn/
「農業は死につつある」と書かれたプラカードが掲げられた。
AFP通信の記者が目撃したところでは、数十台のトラクターが騒々しい車列を組んで北部の都市クーネオを走り抜け、中には「農民なし、食料なし、未来なし」などと書かれた横断幕を掲げたものもあった。
他のヨーロッパ諸国と同様、イタリアでも数週間にわたり、農民の生活が脅かされているとして、街頭や道路を封鎖する農民が増えている。
AGI通信によると、1月24日(水曜日)の抗議行動では、ミラノ近郊のアレッサンドリアに300台以上の車が集まり、サルデーニャのカリアリ港にも同数の農民や羊飼いが集まったという。
フランス、ドイツ、ベルギーでのデモのレベルにはまだ達していないが、デモの数と頻度は増えている。
彼らの要求は、EUの規制からインフレの影響や製品への課税までさまざまだ。
強力な農業団体であるコルディレッティによれば、イタリアの農家は1月25日(木曜日)にブリュッセルで、EUの農業政策に反対する他国の農家とともにデモを行う予定だという。