ブダペスト駐在の米国大使がオルバンに反旗を翻す

アメリカのハンガリー外交官トップ、デビッド・プレスマン氏が、ビクトル・オルバン氏がバイデン政権下のアメリカを「敵」として認識していると主張

 

デイヴィッド・プレスマン駐ブダペスト米国大使(アメリカ大使館)


2023年4月6日【REMIX NEWS】マジャールネムゼト

https://rmx.news/hungary/us-ambassador-to-budapest-is-on-the-warpath-against-orban/

 


ブダペスト米国大使のデイヴィッド・プレスマンは、ヴィクトール・オルバン首相が米国をハンガリーの敵として認識したと主張し、また新たな攻撃を開始した。

 

 

ハンガリーマジャールネムゼト紙が報じたように、プレスマンは、3月初めにヴィクトル・オルバンが米国をハンガリーの敵国と認定したことは、懸念すべきことであると述べた。

 

 

プレスマンの最新の発言は、左派系新聞ネプサバのジャーナリストに漏れたもので、ブダペストの米国大使館から許可を得て、4月4日(火曜日)にハンガリーの都市セゲドを訪問した外交官に同行したものである。

 

米国大使は、ハンガリーと米国の間の「最近緊張している国家間関係について、異常にオープンで直接的な口調で話した」と伝えられている。

 

この会話はオフレコとされていたが、同紙は米国大使館の許可を得て発言を掲載した。

 

プレスマン氏は「同盟国からこのような反米的な暴言を吐くことは前例がない」と主張し、さらに「ウクライナで紛争が続いているにもかかわらず、オルバン政権はロシアと距離を置いていない」と批判した。

 

同氏は、米国ではこれに対する懸念が超党派で一致しており、国家安全保障界では完全なコンセンサスが得られていると主張し、野党共和党の一部議員はハンガリー指導部に対してさらに厳しい態度を取っていると述べた。

 

米国の外交官は、これらの要因から、ハンガリーの政権党であるフィデス党が、来年の米国大統領選挙の結果が二国間関係の好転をもたらすことを期待しても無駄であると主張している。

 

 

リミックスニュースが最近報じたように、プレスマンは、ビクトル・オルバン首相がドナルド・トランプ米大統領との連帯を示すツイートをしたことについて、ハンガリーのペテル・シヤルトー外務大臣を公に批判している。