ゼレンスキー、ウクライナの穀物輸入をめぐる紛争は解決済みと主張

2023年4月5日(水)、ポーランドワルシャワで行われた共同記者会見で、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領と握手するポーランドのマテウシュ・モラヴィエツキ首相(右)(AP Photo/Michal Dyjuk)

 

2023年4月6日【REMIX】GRZEGORZ ADAMCZYK著: ポルサットニューズ・ピーエル

https://rmx.news/poland/zelensky-claims-the-dispute-over-ukrainian-grain-imports-has-been-resolved/

 

 

4月5日(水曜日)にポーランドを訪問したウクライナ大統領は、先日のポーランド農業大臣の辞任につながったポーランドの農民の抗議デモについて言及した。

 


ウクライナのヴォロドミール・ゼレンスキー大統領は、4月5日(水曜日)にワルシャワを訪問した際、「ポーランドウクライナのような緊密なパートナーや友人の間に問題があってはならない」と発言した。

 

 

これは、ウクライナ穀物発展途上国に輸出されることなく、ポーランドの市場に流入している問題に対しての言葉である。

 

 

モラヴィエツキ首相とともに、ポーランドウクライナの農家を助ける解決策を見出したというが、その詳細はまだ公開されていない。

 

ポーランドでの穀物価格の下落は、EUが2022年6月にあらゆる規制を解除することを決定した結果、ウクライナからの穀物が無秩序に流入していることに対して、農家が抗議する事態に発展している。

 

先週、ポーランド政府と農家は合意に達し、ポーランド政府はポーランド市場への安価なウクライナ穀物流入を制限する措置を約束した。

 

しかし、政府と農民の対立は終わっておらず、4月5日(水曜日)にヘンリク・コワルチク農業大臣が辞表を提出した。

 

コワルチク農相は、中東欧加盟国の立場にもかかわらず、欧州委員会ウクライナ穀物の輸入を止められなかったことから、辞任を決意したという。

 

保守派の与党「法と正義」(PiS)政権は、地方で政治的に優位に立っており、選挙を前にして農民をなだめようとしている。

今年の夏の収穫に備え、穀物の倉庫を整理することを約束した。

 

これとは別に、ゼレンスキーとポーランドの首相は、武器・弾薬の共同生産に関する意向書に署名した。