バイデン政権がひっそりと計画する巨大な湾岸石油ターミナルの建設

2022年11月16日、インドネシア・バリ島で記者会見するジョー・バイデン米大統領。(Saul Loeb/AFP via Getty Images)


2022年11月27日【TLBスタッフ】

https://www.thelibertybeacon.com/biden-admin-quietly-plans-to-build-huge-gulf-oil-terminal/

Post by Tyler Durden|Written by Katabella Roberts via The Epoch Times

 

バイデン政権は、大統領の気候政策と一見矛盾するように、テキサス沖のメキシコ湾に新しい原油ターミナルを建設する計画を静かに承認した。


運輸省海事局は11月28日(月曜日)、4つ提案されている海上石油輸出ターミナルのうちの1つ、エンタープライズのシーポートオイルターミナルの申請書(pdf)を承認した。

 

申請書によると、この港はテキサス州フリーポートの沖合に設置される予定だ。480万バレルの貯蔵能力を持ち、米国の石油輸出能力に日量200万バレルを追加する予定だ。

 

94ページに及ぶ決定書(pdf)の中で、海事局は、港の建設と運営は "国益に適い、他の政策目標や目的とも一致する "から申請を承認した、と述べている。

 

「港の建設と運営は、プロジェクトが雇用、経済成長、米国のエネルギーインフラの回復力と安全保障に利益をもたらすので、国益にかなう」と行政は書いている。

 

「港は、市場が混乱した場合、米国の同盟国に信頼できる原油供給源を提供し、米国内の原油の入手可能性とコストへの影響は最小限にとどめる」。

 

 

■■ 計画中の石油ターミナルをめぐる抗議行動


決定書によると、このプロジェクトはヒューストンにある既存のエンタープライズ・クルデヒューストンが運営するターミナルを拡張し、30年間で62の常用雇用を生み出すという。

 

さらに、1,400人の臨時建設雇用が創出され、労働力の大部分はテキサス州ルイジアナ州の既存の労働力プールから雇用されると、申請書に記載されている。

 

環境保護庁は10月に静かにプロジェクトの承認(pdf)を出したが、「過重な負担を強いられる地域社会を保護するために、環境正義と気候変動への配慮がプロジェクトに含まれることをより強調する必要がある」と強調した。