イスラエルがイラン攻撃計画を更新

イスラエルF-35戦闘機のアップグレードと大規模な航空訓練に続いて、準備が強化されました。

 

 米国のKC-135タンカーから燃料を受け取った後、編隊を組んで飛行するイスラエルF-35「アディール」2機(2016年12月6日撮影)

©アメリカ空軍/エリック・D・アンソニー1等兵

 

【RT】2022年6月9日

https://www.rt.com/news/556840-israel-iran-attack-plans/

 

 

イスラエル空軍は、空中給油を必要とせずにイランに空爆を行う能力を開発したとエルサレム・ポスト紙は報じ、イスラエルのステルス機F-35の最近の改良と新しい1トン爆弾の実戦投入を受けて、軍がイスラム共和国に対する選択肢を更新したと指摘した。

 

米国製航空機がイランに到達するためには、以前は給油が必要だった。

 

つまり、友好的な空軍基地に立ち寄るか、空中のタンカーと連結する必要があったが、同ポストによれば、軍はその障害を克服したという。

 

同誌は、イランの核施設に対する「長距離」攻撃を想定した地中海での大規模なイスラエル軍の演習の後に行われた、報告されたアップグレードの詳細をほとんど説明していない。

 

新たに開発された攻撃方法を実践するこの訓練には、100機以上の航空機が参加し、約1万キロメートルをカバーし、数週間にわたって行われた。

 

イスラエルF-35は最近、ラファエル・アドバンスト・ウェポン・システムズが開発した新しい1トン爆弾も装備されたとポスト紙は伝えている。

 

この弾薬は妨害電波から保護されており、機体内部の武器庫に収まるため、ステルス性は保たれている。

 

6月7日(火曜日)、ナフタリ・ベネット首相は、イスラエルの対イスラム共和国戦略は昨年から変化しており、軍事衝突の際には「腕だけ」ではなく、イランの「頭」を攻撃する計画であると指摘した。

 

ベネット首相と前任のベンジャミン・ネタニヤフ首相は、長年にわたってテヘランの核開発計画を繰り返し非難し、イラン政府関係者が何度も否定しているにもかかわらず、同国が核兵器を開発する意図があると主張してきた。