地中海上空での演習は、イスラム共和国への攻撃を想定したものと報道されています。
【RT】2022年2月2日
イスラエルのF-16スーファ戦闘機に取り付けられた空対空ミサイルをチェックする地上職員。© Getty Images / Stocktrek Images / Ofer Zidon
イスラエルの放送局KANの報道によると、数十機の戦闘機によるイランの核施設攻撃を想定したイスラエルの訓練に、米軍関係者が参加していたことが明らかになりました。
1月中旬に行われたこの機密扱いの訓練は、イランの核施設への「大規模な」攻撃を想定しており、空中給油、対空砲弾への対応、長距離攻撃など複数のシナリオが演じられたと、KANは2月1日(火曜日)に報じました。
無名の米空軍士官がオブザーバーとして訓練に参加したとされ、この種の訓練では士官の出席は異例であると同誌は付け加えています。
ロイターが引用した米政府高官によると、この報告は、12月に行われた米軍当局者と、イスラエルのベニー・ガンツ国防相との会談で、同様の訓練について話し合われたことを受けたものです。
この高官は計画の詳細について言及を避けましたが、この訓練は「外交が失敗した場合に、イランの核施設を破壊する最悪のシナリオ」に備えるものであると述べています。
2月1日(火曜日)に先立ち、イスラエル軍は、60のパートナー国から50隻の艦船と9000人の隊員が参加する、米国主導の大規模な国際海軍演習に参加すると発表しました。
今週初めに開始されたこの18日間の訓練は、バーレーン沖の紅海で、米第5艦隊の司令部の近くで行われています。