オクラチヂミ

巨大オクラがたくさん取れる毎日なので、その消費法としてネットでいろいろなレシピを見ていた。
夕方、小腹が減ったので、早速オクラチヂミとオクラカレーチヂミにしてみた。

普通のチヂミ。小さ目に切った巨大オクラ。小麦粉、豆乳、卵、玉ねぎみじん切り、塩、ちょっとオイスターソース。

うまかった。アツアツでネバネバだった。

同じ生地にカレー粉を投入してカレー味のも立て続けに焼いてみた。

心なしか先のより色が黄色い。さすがカレー粉。

どっちもそれなりにおいしかった。お蔭で今日のオクラの在庫はほぼなくなった。
昨日も素揚げにして大量に食べたし、毎日なんかしらオクラを食べている昨今。

うちのナスは、最近は小さいのが少しずつしか取れないが、多分いま実が成っているのは昨年種から植えはじめたナスの2代目からできたやつではないかと思う。初代ナスで地面に落ちてしまったやつなどから自然に生えてきたり、1代目の幹から新芽が出てきたりしたやつだと思う。
(*巨大オクラは在来種で植えたやつ)

これらの種は袋などにも表示はないがF1だろうから、2代目は出来る事はできるが1代目よりも遺伝的に劣ったものしかできない。それがF1(*遺伝子組み換え等とは原理が違う)。木自体も小さく、実も小さい。初代のはびっくりするほど大きくてぶっとかった。葉もボーボーに茂っていた。

農業を専攻していた現在60代半ばの先輩曰く、日本の種のほぼ全部、ごく数%を除きすでに当時(自分の学生時代)からF1でアメリカ産だとのことだった。フィリピンでも同様だろう。遺伝の法則を利用して、親の良いところを受け継いだ優良な品種が1代だけ育つように作られたものだ。

その実からできた種でまた2代目を育てられないのかと聞くと、育つのは育つかもしれないけど良いのはできない、また種を買って植えたほうがいいよとのことだった。
でも、種が高いし歩留まりが悪いので割に合わんと思って、最近は買った種を使っていなかった。

アメリカのアグリビジネスというのは巨大で、世界中の品種の種をその気候に合わせて作っているようで、どこの国の種も持っている。国土が広く国内にいろんな気候の土地が存在していることもある。

うちのナス、確かに2代目以降は急激に小さく貧弱になっている。それでも、どこまで育つかなぁと思いながらそのまま続けている。