クォン先生夫妻と最後の晩餐

お隣のクォン先生とICMのBee Farm・Buzzz Cafeで最後の晩餐をした。
もう明後日、金曜朝一で韓国へ帰国されるので、出発までに一緒に食事をと思っていたが彼らが多忙だったりミンダナオ滞在で不在だったりして、今日やっと夕方遭遇できた。明日は韓国人でのお別れパーティだそうで、今晩だけは予定なしというのですかさず、今から夕飯行きましょう!とお誘いした。

この1年あまりお隣り同士で(うち3か月は不在だったが)、物理的に一番近い距離に居たことで彼ら家族はなじみ深く感じる。親切で非常に付き合いやすい人たちだった。改めてお別れというのが私は苦手なので、それとなくしばしの別れという感じでいきたいと思う。
子どもたち2人は今回来れなかったがソウルですごく楽しくやっているそうだ。子どもは海外へ出ても戻っても柔軟に対応できるもんだなー。

彼らの家財も今日でほぼ完売したようで何よりだ。電化製品や車も含め、かなりの物持ちだったが全部きれいになくなった。私が物色する暇もなかった!(残念)
ちょうど私たちとの食事中に電話がかかってきて、最後の大物、車が売れたので一緒に喜んだ。2003年度製CRVで370,000ペソで売れたそうだ。

ソウルへ遊びに来てねと言ってくれ、私たちは韓国料理大好きなので(ボホールには1軒、高い店しかなく行ったことがない)韓国食べ歩きをしたい!

クォン先生はこのたび、また韓国の牧師に戻るので帰国するのだが、住まいはソウルのどこなのか知らなかった。聞けば2人共、江南出身で生まれ育ちも江南だという。
思わず“なんだ!2人共リッチな人だったんだ!”と驚いてしまった。

お二人曰く、両親世代までは金持ちだけど、自分たちは牧師(宣教師)だから貧乏だよと。確かに韓国にはすごいリッチな牧師たちもいるけどそんなのは全体の5%程で、あとは平均的な牧師給で月250,000円程だそうだ(賞与などはなし)。でも日本の牧師とかフィリピン牧師のように無給の人だらけ(フィリピンはほぼ無給で自分で稼ぐ兼業牧師)に比べたらすごいよーと感心した。

彼らの家財で売れ残ったものがあって、2口ガスコンロとプロパンのガスタンク(ガス入り)2本を1000ペソで買い取った。また、帰宅してから食器やキッチンマグネット、ヨガマット、長靴4人家族分(奥さんのチョーさんのイラスト入り)、ショベル、鋤、ニラみたいな韓国の植物を頂いた。

とにかく、ギリギリセーフで一緒に食事ができてよかった!