こっちのおやつ

ボホール島のネイティブおやつがどれもこれもすごいうまくて安いので平日結構食べている。分析すると“生八つ橋”系の味で、甘さ控えめのものが多い。もち米使用物多い。バナナ揚げなどもメジャーなおやつで(ここにはないが)1個10円位で売っていてうまい。バナナに衣つけて揚げるだけなので、家でも簡単に作れるようだ。


全部ボホール産の材料を使って作られている。手前の小さめのお菓子が各1個20円。後ろのカップケーキっぽいのが30円。コーンコーヒーは1杯40円。

こういったネイティブおやつは素朴でうまいが、洋菓子・ケーキの毒々しさ、単純さにはこける。当然買ったことはなし。こっちの人は毒々しい色の食べ物が大好きで、そういうビビッドな色に惹かれて買うようだ。日本人とは真逆だと思う。何にせよ、日本のケーキは世界一じゃないだろうか。フィリピン人にうまいケーキは100年たっても作れないような気がする……。

  

誕生日のオーダーケーキとかの色合いの激しさが、もはや食べ物とは思えない。粘土工作物かと思う。黒とか紫とか真っ青とか多い。しかもこっちの人からしたら値段もめちゃ高い。1000円以上するんだもんね。高くて体に悪そうでマズイ(私は食べていないので実際の味は知らないが他のフィリピン人の意見によるとマズイと)という3重苦なのだった。
私は洋菓子があまり好きではないので苦にならないが、洋菓子好き(日本でのスィーツ好き)な人はこっちで果たして生きていけるのだろうか?!と思う。