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【RT】2024年1月25日
シチズンズ・アドバイスによると、英国の家庭のエネルギー負債総額は約38億ドルに達し、増加の一途をたどっている。
国営のシチズンズ・アドバイスによる新たな調査によると、英国では11月以降、140万人以上がエネルギー網から切り離され、この冬の請求書の支払いに苦しんでいる。
1月23日(火曜日)に発表されたこの調査によると、300万人以上の人々が、前払いメーターの上乗せをする余裕がなかったため、昨年エネルギーから切り離されている。
平均的なエネルギー負債は、2023年末までに1,835ポンド(2,332ドル)に増加し、1年前の1,579ポンドから増加した。現在29億ポンドにのぼるエネルギー債務の総額は増加の一途をたどっており、何百万人もの消費者の重荷となっている。
データによれば、500万人以上の人々がエネルギー負債を抱えた家に住んでおり、暖房を切ったり、食事を抜いたりと、コスト削減のために行動した結果、より大きなリスクにさらされている。
「残りの冬はさらに悪化しそうで、今月は価格が5%上昇し、寒波の影響で典型的な家庭のエネルギー使用量は最高値に達している」とシチズンズ・アドバイスは書いている。
「私たちは、200万人以上の人々が、冬の終わりまでに追加料金を支払う余裕がないために切断されると推定している。」
この報告書は、英国のエネルギー価格の上限が今月上昇したことを受けて発表された。
4月からはいくらか緩和されると予測されているが、それでも2021年に比べれば40%も高くなる、とシチズンズ・アドバイスは書いている。
「最も苦労している人々を助けるために行動を起こさない限り、毎年冬の危機がやってくる危険性がある」と報告書は警告している。