【RT】ブレンダン・テイラー著 2024年1月2日 13時25分
https://insiderpaper.com/egypt-iran-saudi-arabia-uae-and-ethiopia-officially-join-brics/
新興経済国や発展途上国にとって極めて重要なフォーラムであるBRICSコンソーシアムに、新たに5カ国が正式に加盟した。
エジプト、イラン、サウジアラビア、UAE、エチオピアである。
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカによって設立されたこの同盟は、1日1日(月曜日)から拡大されることになる。
今回の拡大は、BRICSの重要性と影響力が高まっていることを示すもので、ここ数年、加盟申請が急増していることを受けて決定された。
2023年8月のヨハネスブルグ・サミットで、これらの国々は、それぞれの分野における経済力と戦略的関連性を考慮され、正式に招待された。
2024年にBRICSの輪番制指導者に就任するロシアのプーチン大統領は、「バランスのとれた世界の進歩と安全のために多国間主義を強化する」という同盟の献身を強調している。
ロシアは、10月までにカザンで開催されるサミットを最後に、年間を通して10都市で政治、経済、社会の各側面を網羅する多数のイベントを開催する意向だ。
プーチンはまた、BRICSの試みが世界の枠組みにプラスの影響を与えるとの信念を強調した。
プーチンは、米国主導の「ルール中心のアプローチ」を超えて、自国と同盟国の利益に沿った戦略を好む国が増えていると主張する。このシフトが協調的な成長への道を開くことになる、と彼は考えている。
年次記者会見でプーチンは、ヨハネスブルグ会議の決議、特にBRICSの拡大に関する決議を実行に移すことを再確認した。
これらの国々が加わったことで、BRICSは現在、25億人を超える膨大な人口と16兆ドルを超えるGDPを持つ国となった。
拡大したBRICSが今後どのような動きを見せるのか、その動向が注目される。