【America First Report】BY:イーサン・ハフ、 NATURAL NEWS 2023年8月30日
米国が、経済が自由落下崩壊に入る中、子供たちの性器を切除するようなことに夢中になっている一方で、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)同盟のメンバーは、石油ドル以外の通貨を使って石油取引を始めている。
つい先日も、インドが石油を購入する際、連邦準備銀行券の代わりにルピーを使用したと報じられた。ルピーは今でも、特に石油のような地球由来の「化石」燃料の世界貿易の主要な基盤である。
報道によると、アラブ首長国連邦(UAE)は、インドだけでなく、BRICSの他の全加盟国がルピー建てで石油を売買できるようにする協定に調印したという。
今のところ、米ドルはまだ世界の基軸通貨であり、重要な商品の取引に使われる標準通貨である。アメリカの政治家たちは、この点でアメリカの利益を守ることになると、居眠りをしているように見える。
中国は5823億ドル相当の世界通貨決済協定に調印し、貿易にはドルではなくYUANのみを使用することになる。
インドの著名なエネルギー企業であるインディアン・オイルは、国営アブダビ国営石油会社から100万バレルの石油を購入した。
3月にUAEが中国の石油・ガス会社である中国海洋石油公司から6万5000トンの液化天然ガス(LNG)を中国人民元という通貨を使って購入したのに続いてのことである。
世界中が米国の通貨支配にうんざりしているようだ。連邦準備制度理事会(FRB)がドルを無茶苦茶に印刷し、通貨を希薄化し、無価値にしているため、世界の他の国々は代わりに他の通貨に切り替えている。
ところで、メディアやお気に入りの政治家たちは、私たちが目にしているインフレの本当の原因を決して教えてはくれない。
それは、何十年にもわたる企業の社会主義と救済、そしてウォール街の腐敗の結果である。
ドルが海外での優位性を失い続ける中、多くの責任のなすりあいが起こるだろう。
共和党はインフレと常に増え続ける財政赤字について民主党を非難し、民主党は共和党を非難するだろう。
その一方で、両党のどちらの党派も、真のヘビである両替商とその私的中央銀行詐欺を特定することはないだろう。
いずれにせよ、米ドルは崩壊の道をたどりつつある。ほとんどのアメリカ人は、心にもないエンターテインメント、LGBTの倒錯、ソーシャルメディアの「インフルエンサー」など、マネーの支配者たちが間もなくやってくる崩壊から目をそらすために人々の前にぶら下げているパンとサーカスのようなものに夢中になっているため、何もわかっていないようだ。
ところで5月、共産主義の中国は5823億ドル(約57兆円)にのぼる様々な通貨決済協定に署名した。
今回も米ドルの代わりに、5兆ドル以上に相当するこれらの協定では、もっぱらドルではなく人民元が取引に使われることになる。
UAEは、ロシア、ベネズエラ、オマーン、バーレーン、カタール、クウェート、サウジアラビアとともに、アジアの巨人と協定を結んだ国のひとつである。
先日ヨハネスブルグで開催されたBRICSサミットで、BRICS同盟への加盟国が6カ国追加され、5カ国から11カ国に増えたことも覚えておこう。
何の裏付けもない米ドルは、いつまで世界の公式基軸通貨であり続けるのだろうか。Collapse.newsで、これから起こることについてもっと知ってほしい。