BRICSの経済規模はG7を上回る - プーチン

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【RT】2023年10月16日

https://www.rt.com/business/585043-putin-brics-g7-purchasing-power/

 

ロシア大統領、BRICS経済グループは多極化する世界にとって極めて重要だと語る

 

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は10月16日(月曜日)、中国メディア・グループのインタビューに応じ、BRICS諸国は人口の購買力平価(PPP)でG7諸国を追い抜いたと語った。

 

BRICSについては、(8月に)ヨハネスブルグで開催されたサミットの時点で、G7諸国とBRICS諸国の経済規模の比率は、購買力平価の点ですでにBRICSを上回っていた」とプーチン大統領は語った。

 

BRICSは現在、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成されているが、1月にはアルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビアUAEが加わる。

 

G7は、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、日本からなる先進国クラブである。

 

プーチンによれば、BRICSの拡大は、歴史的に欧米主導の国際機関に代わるものとして自らを位置づけてきたBRICSにとって有益なことだという。

 

ロシアの指導者はさらに、この動きは現在進行中の新しい多極化世界の形成を明確に反映していると主張した。


「これは、BRICSに参加するすべての国が、多極化した世界を形成するというアイデアとコンセプトを支持していることを意味する。

 

今年初め、英国の経済調査会社エイコーン・マクロ・コンサルティングは、BRICS加盟国がPPPベースの国内総生産GDP)でG7を上回ったと報告した。

アナリストによると、BRICS5カ国は世界のGDPの約31.5%を占め、G7は30.7%だった。