EVの信頼性問題はガス自動車より79%多い

Electric Vehicles
【Natural News】キャシー・B、2023年12月9日

https://americafirstreport.com/evs-have-79-more-reliability-problems-than-gas-vehicles/

電気自動車はその期待に応えていない。コンシューマー・レポートの新しい報告書によれば、電気自動車は信頼性が低いだけでなく、従来型よりも79%も多くの問題を抱えている。

 

プラグインハイブリッド車はさらに悪く、従来の内燃機関を搭載した車よりも146%も多くの問題を記録している。

 

コンシューマー・レポートによると、全体的に最も信頼性の低い車種は電気ピックアップトラックだった。

 

コンシューマー・レポートは、会員を対象に実施した過去1年間の自動車に関する問題についての調査に基づいて、この結論に達した。2000年以降のモデルで33万台以上のデータが評価の対象となった。

 

この調査では、ブレーキの軋みのような些細な問題から、バッテリーや充電の問題、トランスミッションの問題のような重大な問題まで、20種類の問題が対象とされ、これらは些細な問題よりも重視された。

 

コンシューマー・レポートは、彼らが考慮した充電の問題は、公共の充電器や家庭用充電器ではなく、自動車そのものに関連するものであると指摘した。

 

「より多くのEVが市場に出回り、自動車メーカーが各モデルを大量に製造するにつれて、EV駆動システムのモーター、EV充電システム、EVバッテリー(アクセサリーに電力を供給する低電力の12ボルトバッテリーとは異なる)に問題があるものが見られる」とコンシューマー・レポートは指摘している。

 

同誌の自動車テスト担当シニア・ディレクター、ジェイク・フィッシャーは、今回の発見を「成長痛」と位置づけ、EVメーカーはまだ技術のバグを解決しようとしている最中だと思うと述べた。

 

フィッシャー氏は、電気自動車の購入に興味がある人は、メーカーが不具合を解決しようとしている最中であるため、モデル初年度の新型EVの購入は避けるよう勧めた。

 

電気自動車所有者の間で最も多く報告された問題は、充電システム、バッテリー、駆動システムのモーターに関するものだった。また、自動車の内装部品やボディ・パネルの組み合わせ方に欠陥があるとの報告もあった。

 

プラグインハイブリッド車に関しては、内燃エンジンと電気駆動装置が組み合わされているという事実が、これらの車に不具合が生じる可能性がより多いことを意味している。

 

電気自動車のパイオニアとされるテスラは、信頼性に関しては中位に近いランクにとどまっている。

 

テスラ車のコンポーネントは信頼できると考えられているが、製造品質は依然として大きな懸念事項である。

 

テスラのオーナーの多くは、機能しないドアハンドル、閉まらないトランク、塗装のムラ、トリムの破損といった品質問題を報告している。

 

■■ 環境のために信頼性の低い車を買わせるバイデン政権


この発見は、アメリカ人をガソリン車から電気自動車に乗り換えさせようとするバイデン政権の執拗な働きかけに一石を投じる可能性がある。

 

電気自動車購入者には7,500ドル相当の連邦税額控除が提供されているが、多くの消費者は、電気自動車の価格が高いことや充電インフラが不十分であることを理由に、電気自動車に乗り換えることに非常に慎重である。

 

電気自動車は維持費も高く、自宅に電気充電ポートなどの追加設備が必要になることもある。

 

バイデンは、2030年までに自動車購入の半数を電気自動車にすることを目標に掲げているが、これはアメリカ人に押し付けていると批判されている。

 

米国では2017年以降、電気自動車の登録台数が500%以上も伸びているが、それでも昨年の自動車登録台数全体に占める割合は1%未満に過ぎない。