【America First Report】BY:ニック・ポープ、デイリーカラー・ニュース・ファンデーション 2023年9月26日
https://americafirstreport.com/bidenomics-ford-pauses-construction-of-key-ev-battery-plant/
DCNF(デイリーカラー)フォードは、ミシガン州マーシャルにある電気自動車(EV)バッテリー工場の建設を一時停止していることを、デイリーカラー・ニュース・ファンデーションが確認した。
フォードは2月に、EVバッテリー生産に35億ドルを投資し、2500人の雇用を創出すると発表した。
建設一時停止の発表に先立ち、ジョー・バイデン大統領は、フォードや他の「ビッグ3」メーカーに不満を持つ全米自動車労組(UAW)のストライキ中の組合員を訪問する予定だ。
フォードはなぜ建設一時停止を選択したのか、この決定が現在進行中のUAWストライキと何らかの関係があるのか、正確には不明である。
フォードの広報担当者T.R.リードはDCNFに対し、建設一時停止は9月25日(月曜日)から実施されると語った。
「工場を競争力を持って運営できると確信できるまで、マーシャル・プロジェクトの工事を一時停止し、支出を制限する」とリード氏はDCNFに語った。
建設中止の決定には「多くの考慮事項」が含まれており、「予定されている投資について最終決定はしていない」とリードは付け加えた。
フォードはマーシャル工場で、中国のバッテリー会社CATLからライセンス供与を受けた技術を構築する予定であり、このプロジェクトで州政府と連邦政府から多額の補助金を得る構えだ。
労働組合は、労働集約度の低いEVが市場でより大きなシェアを占めることで、メーカーとの新たな契約における保護がなければ、最終的に組合が代表する労働者が不利になると懸念しているからだ。
フォードは、他の多くの米国メーカーと同様に、政権のEV推進に傾倒している。
インフレ削減法(IRA)優遇措置、有利な融資、および今後数年間のEV移行を追求するために企業に数十億ドルを提供する他のプログラムを活用している。
同社のウェブサイトによると、同社は画期的なEV技術を開発するため、2026年まで全世界でEVに500億ドル以上を投資する計画で、2026年までに年間200万台のペースでEVを製造することも目指している。