物価上昇でドイツ人は食料を節約せざるを得ない - 報告書

ドイツ国民の10人に1人が毎日肉、鶏肉、魚を食べる余裕がないことが、新たに発表されたEUの統計で明らかになった。

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【RT】2023年8月1日

https://www.rt.com/business/580620-germany-meals-food-inflation/


EU統計局ユーロスタットが追跡した最新データによると、2022年、より多くのドイツ人が毎日、肉、魚、鶏肉、またはベジタリアンに相当する食事に十分な金銭的余裕がないことがわかった。

 

 

ドイツの企業ニュース会社エディトリアル・ネットワーク・ドイツが7月31日(月曜日)に発表した新しい数字は、前年比0.9%増の11.4%を示し、EUで最も人口の多い国で1000万人近くの人々がしばしば適切な食事に事欠くことを意味する。

 

このショッキングな数字は、片親の場合、前年比2.6%増の19.3%に達する。

 

この統計は、野党のディ・リンケ党が求めたものである。

 

この数字について、同党のディートマール・バルシュ連邦議会党首は、必要な食料品に対する消費税を一時的に停止し、スーパーマーケットの価格設定を国が管理するよう求めた。

 

国営メディア『ドイチェ・ヴェレ』が引用したように、「スーパーマーケットはぼったくりの牙城と化している」

 

さらに、この問題に特にさらされやすいのは子どもたちであるとし、基本的な子ども手当を保証するよう要求した。

 

 

ドイツは、多くのEU加盟国とともに、消費者物価の高騰に苦しんでおり、人々は出費を控えている。6月、ユーロ圏の主要経済国のインフレ率は年率6.4%に達した。