クリミア橋襲撃に英国が関与か-ロシア外交官

国連副特使はまた、キエフの "テロ行為 "を非難しなかった西側諸国を非難した。

2021年9月23日、ニューヨークの国連で演説するロシアのドミトリー・ポリアンスキー国連次席代表。© John Minchillo / POOL / AFPBB News

【RT】2023年7月18日

https://www.rt.com/russia/579880-uk-intelligence-complicit-crimean-bridge/


ドミトリー・ポリアンスキー・ロシア国連副代表は7月17日(月曜日)、2人の民間人の命を奪ったウクライナのクリミア橋への無人機攻撃において、英国の諜報機関がかなりの役割を果たしたと主張した。

 

 

この発言は、ロシアの国家反テロ委員会(NAK)が、キエフクリミア半島と同国本土を結ぶ重要な橋に対して「テロ攻撃」を行ったと非難した後になされたもので、2機の海面ドローンが関与していたという。

 

襲撃は橋の支柱には被害を与えなかったものの、車道の一部分の崩壊につながり、ベルゴロド州の夫婦が死亡、14歳の娘が負傷した。

 

ウクライナに関する国連安全保障理事会のブリーフィングで、ポリアンスキーは「キエフ政権」を非難した。

 

「西側、特にイギリスの諜報機関がこの攻撃の準備と実行にどの程度関与していたのか、我々はまだ理解していない。

 


英国はこの非難を退けた。

 

英国外務省の報道官は、ロイターの引用にあるように、返答に値しない「根拠のない憶測」と呼んだ。

 

ロシアの外交官は、キエフを支持する西側諸国からは「このテロ行為を非難する声は聞こえてこない」と付け加えた。

 

この攻撃について、アントニー・ブリンケン米国務長官は、「自国の領土」をどう守るかはウクライナ次第だと述べた。

 

アナトリー・アントノフ駐米ロシア大使は、ブリンケンの発言を「ロシア市民や施設に対するキエフのテロ行為を正当化しようとしている」と解釈した。

 

「ワシントンがキエフの過激派を庇護しているという事実は、米国がキエフの犯罪に加担していることを確信させるものだ。

 

7月17日(月曜日)、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ドローンによる橋への攻撃に対する報復を誓った。