【America First Repot】タイラー・ダーデン著、ゼロヘッジ 2024年5月4日
https://americafirstreport.com/the-us-is-the-only-g-7-nation-to-see-trust-in-government-plummet/
あなたは政府とその諸機関をどの程度信頼していますか?
おそらく、あなたの信頼度は、認識された能力、歴史的背景、経済的実績、説明責任、社会的結束、透明性など、幅広い要因に依存すると思われる。
これと同じ理由で、政府機関に対する信頼度も常に変化している。
G7諸国の政府に対する信頼度(2006年~2023年)
このグラフは、ビジュアル キャピリストのニック・ローレイによるもので、ギャラップ社の複数国による世論調査のデータに基づいて、2006年から2023年までの政府機関に対する信頼の変化を見たものである。
■政府への信頼
具体的には、このデータセットは、軍、司法制度、国政、選挙制度の完全性など、複数の国家機関に対する信頼を集約している。
ここで興味深いのは、世界で最も経済が発展した国からなるG7の中で、一般的な傾向に逆らっている国がただ1つあることだ。
ほとんどのG7諸国では、2006年から2023年の間に、金融機関に対する信頼は改善されたか、あるいは変わらなかった。最も上昇率が高かったのはイタリアと日本で、それぞれ13ポイント、11ポイント上昇した。
しかし米国では、政府機関への信頼はこの数年間で13p.p.低下している。何が起こったのか?
■■米国の政府機関への信頼に関する主な数字
2006年、米国は英国に並んで政府機関への信頼度が高く、63%であった。
しかし、2023年には、さまざまな機関に対する信頼度がどうなっているかがわかる。
このデータから、アメリカは3つの重要指標、すなわち国政への信頼、司法制度への信頼、公正な選挙への信頼において遅れをとっていることが明らかになった。G7では各指標とも最下位である。
軍事費で世界をリードしているにもかかわらず、米国はG7で3番目に軍事への信頼度が高い。
フランス(86%)とイギリス(83%)に遅れをとっている。