ヴィクトール・オルバン首相
【フリーウエストメディア】2023年3月2日 8:28 am
https://freewestmedia.com/2023/03/02/orban-eu-energy-sanctions-costing-citizens-billions/
ハンガリーのヴィクトール・オルバン首相は、西側諸国の一部が近くウクライナに軍隊を派遣する可能性があると警告した。
また、EUの対ロシア制裁により、ハンガリーの納税者が数百億ユーロの負担を強いられていることを批判した。
ヴィクトール・オルバンは、EU諸国がウクライナに戦車を送り、戦闘機の供給まで検討していることから、「ヨーロッパ全体が一歩一歩戦争へと滑り落ちていく」ことに「深刻な懸念」を表明した。
「このままでは、ウクライナに軍隊を送りたいという国が出てくるかもしれない」と2月27日(月曜日)、ハンガリー議会で述べた。
オルバン氏は、自国政府がウクライナ紛争の平和的解決を主張していることを強調し、この立場を支持するよう議会各党に呼びかけた。
オルバン氏によると、欧米は「ハンガリーをこの戦争に引きずり込む」ことを望んでいるという。
また、欧州連合(EU)による反ロシア制裁、特にエネルギー分野での制裁に反対し続けることを改めて強調した。
オルバンは、燃料供給の制限によって価格が劇的に上昇し、ハンガリーのエネルギー源に対する支出が昨年100億ユーロ増加したことを聴衆に想起させた。
「ブリュッセルは制裁の助けを借りて、ハンガリー人のポケットからこのお金を取り上げた」とオルバン氏は述べた。
■■ ジェンダー・プロパガンダは小児性愛と児童ポルノを助長する
ハンガリーでも、ここ数週間、児童ポルノの話題が世間の注目を浴びている。
中でも、同性愛者の教師が15歳の生徒と性的関係を持ったことが知られるようになった。
その教師は、TikTokを通じてこのことを自慢していたこともあった。
2年前には、在ペルー・ハンガリー大使のガボール・カレタ氏のケースで、彼のノートパソコンから小児性愛的な内容の画像19000枚が発見され、センセーションを巻き起こした。
その結果、政府は子どもの法的保護を強化する法律一式を可決した。
オルバン氏は2月27日(月曜日)の議会で、ハンガリーにおける児童ポルノ犯罪の件数が近年急速に増加していることを指摘した。
同政権は、小児性愛に対してゼロトレランス政策を進めていると強調した。
オルバン氏によると、児童ポルノや小児性愛への憂慮すべき傾向は、LMBTQ運動の「ジェンダー・プロパガンダ」の結果であるとのことだ。