ウクライナのゼレンスキーがNATOの対ロシア攻撃を要請、第三次世界大戦の新たな懸念が高まる

         Image: Ukraine’s Zelensky called for NATO strikes on Russia, raising new fears WWIII is on the horizon

 

【Natural News】2022年10月9日 by: JD・ヘイズ

https://www.naturalnews.com/2022-10-09-ukraines-zelensky-nato-strikes-on-russia.html#

 

ロシアのウクライナ侵攻は、第二次世界大戦以来、ヨーロッパで最大の陸上紛争を引き起こしたが、ウクライナのヴォロディミール・ゼレンスキー大統領は、戦争をさらに大きくすることを狙っている。

 

 

ロシアのプーチン大統領が先週、今月自国軍が打撃を受け、以前占領していた地域から押し出されているウクライナを屈服させるために核兵器を使用することを示唆した後、ゼレンスキー大統領は、この警告は、最も確実な核武装につながる方法で紛争を拡大するよう誘っていると見なしたのである。

 

NATOはどうすればいいのか。ロシアが核兵器を使用する可能性を排除することだ」と、10月6日(木曜日)に挑発的な発言をした。

 

「私はもう一度、2月24日以前と同じように国際社会に訴える。先制攻撃によって、彼ら(ロシア)がそれを使ったらどうなるかを知ってもらうのだ」。

 

「ロシアの核攻撃を待って、”ああ、こうしてくれたんだから、あれも奪ってくれ!” なんて言わないでくれ。圧力のかけ方を考え直せ。これこそNATOがすべきことだ。圧力をかける順番を考え直せ」と、ウクライナの指導者はさらに述べた。

 

この発言を受けて、ゼレンスキー氏のスポークスマンの1人は、この発言を明確にしようとした。

 

「大統領は、2月24日以前の期間について話している。ロシアが戦争を起こさないよう、その時点で予防的措置をとるべきだった。その時に議論されたのは、予防的な制裁措置だけであったことを思い出してほしい」。


ゼレンスキー氏の発言はロシア外務省の反発を招き、ウクライナの指導者が核戦争を誘発しようとしているとして非難された。

 

マリア・ザハロワ報道官は、「地球上のすべての人」は、武器を大量に送り込まれたウクライナの「アンバランスな」傀儡指導者が、「地球を破壊できる手を持つ怪物」に変わったことを認識すべきだと述べたと、国営放送のRT.comは伝えている。

 

ジョー・バイデン大統領も、プーチン核兵器の脅威について発言している。

 

「私たちは、プーチンの降り口が何であるかを考えている。彼はどこで降りるのか? 彼はどこで出口を見つけるのか? バイデン氏は、10月6日(木曜日)にニューヨークで行われた民主党上院議員選挙委員会の資金調達イベントで、News Corp.の会長ルパート・マードックのリベラルな息子、ジェームズ・マードックのニューヨークの自宅で開催されたことを指摘した。彼は面目を失うだけでなく、ロシアで重要な権力を失わないために、どこに自分の立場を見出すのだろうか?」

 


「戦術核兵器や生物化学兵器の使用の可能性について話すとき、彼は冗談を言っているのではない、なぜなら彼の軍隊は、あなたが言うかもしれないが、著しく性能が低いからだ。戦術核兵器を簡単に使用でき、ハルマゲドンに至らないというようなことはないと思う」。

 

一部のアナリストは、第三次世界大戦を引き起こすというストレートな誘い以外の深い意味があるかどうか、ゼレンスキー氏の言葉を拾い上げようとした。

 

民間情報企業であるフォワードオブザーバーのアナリストは、10月7日(金曜日)の購読者向けノートで、「(発言について)いくつかの解釈が可能である」と述べている。

 

「第一は、世界的な核戦争の引き金となりうるロシアへの先制核攻撃を要求していることである。もう一つは、ロシアの戦術核戦力を発射直前に排除するための長距離精密攻撃能力の要求である」。

 

「解釈の如何にかかわらず、この発言はロシアと西側からのプロパガンダの結節点として機能し、地域の緊張を高めることは間違いない」と、アナリストは書いている。