【America First Report】2022年9月30日 BY:メアリー・ヴィラレル
エリザベス二世の死去により、彼女の息子チャールズ三世がイギリスの君主として即位した。
彼は母親の死の翌年、2023年6月2日に正式に戴冠する予定である。
伝統に従って、英国の君主は非政治的であるべきだ。
しかし、人々が関心を寄せるべき不吉なことがある。
どうやらチャールズ3世は、いわゆる「グレート・リセット」を推進する世界経済フォーラム(WEF)の中心人物であるらしいのだ。
チャールズ3世は、気候変動活動家のグレタ・トゥンバーグと同じ系統の熱心な環境保護主義者であると、クリスチャンパトリオットニュースから引用している。
この王室関係者は以前、「世界をゼロエミッションにするための軍隊式キャンペーン 」の必要性を発表している。
さらに、グローバリストの権力と王室の財源を使い、「世界の民間企業の力を結集する」同キャンペーンを呼びかけてきた。
チャールズ3世は皇太子時代、王族は政治に関与しないという慣例を無視した。
しかし、エリザベス2世の死去に伴う演説で、自分の主張を脇に置くことを約束した。
オーストラリアのアンソニー・アルバネーゼ首相とピーター・ダットン野党党首は、新国王の発言について異なる見解を持っている。
オーストラリア自由党を率いるダットン氏は、「(故)女王がそうであったように、国王にはその職務を公正に遂行する責任があるだろう」と述べている。
「女王が業務を遂行したように、彼も公平な立場で今そこにいるのだと思う」と述べた。
一方、アルバネーゼ氏は、気候問題に対するチャールズ3世の率直な発言は "適切 "だと擁護している。
「気候変動という課題への対処は、政治的な問題とみなされるべきではなく、人類に関わる問題、そして世界としての生活の質、生存に関わる問題とみなされるべきなのです」と彼は述べた。
オーストラリア労働党(ALP)の党首でもある首相は、うっかりして、政府が気候変動に反対する人々をどう扱うかを明らかにしてしまった。
気候変動は非政治的であると主張することで、労働党は自分たちのやり方に反対する者を、「まさに生命の質と生存」に関心のない党派として投げかけるのである。
これは、武漢コロナウイルス(COVID-19)に対するロックダウンに反対した人々を殺人者と攻撃したのと同じアプローチである。
■■ 政治的君主としてのチャールズ3世
スカイニュースオーストラリアによると、気候変動への対応は極めて政治的なものである。
なぜなら、気候変動に関連する政策は左翼の政治思想に由来し、政府が経済に大規模な介入を行うものだからである。
2020年6月にチャールズ3世がWEFで行った仮想演説では、COVID-19の大流行時に見られた大きな政府の監視へのシフトを利用して、世界経済を「リセット」しようとする「大リセット」の方法が強調された。
さらに、WEFは、気候変動と戦うために、政府が民間部門と結託して資本主義のリセットを促進するネオ封建主義の形態に移行するだろうとしている。
スカイニュースは、気候変動が最近の最も政治的な問題の一つであることは隠せない、と指摘する。
そして、これを覆い隠そうと、オーストラリア労働党(ALP)はCOVID-19の未来の絶頂期に州の政治家が使った罪悪感に満ちたレトリックを使い、コンプライアンスを確保しようとしているのだ。