ニュージーランドの首相、牛の屁に挑む

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【フリーウエストメディア】2022年10月15日

https://freewestmedia.com/2022/10/15/new-zealands-pm-tackles-cow-farts/

 

ジャシンダ・アーダーン首相は、ゼロ・コビッド政策に失敗しても、農業における別のWEF(世界経済フォーラム)ミッションを追求する意欲に影響を及ぼしていない。

 

最近の記者会見によると、ニュージーランド政府は、農業における家畜の排泄物に新しい税金を導入したいと考えているようである。

 

将来的には、オナラ、ゲップ、尿に課税されることになる。

 

追加的な税収で、アーダンは家畜に課税して「気候危機と闘う」ことを望んでいる。

 

イギリスのガーディアン紙によると、ニュージーランドの牛の消化器官は、南太平洋の島で最大の「環境問題」の一つであるという。

 

約630万頭の牛が、ゲップ、おなら、排尿の際に、専門家からしばしば「気候の殺し屋」と呼ばれる温室効果ガス、メタンと亜酸化窒素を排出するのである。

 

この2つのガスは、ニュージーランドの総排出量の約半分を占めている。

 

市民の権利を剥奪するWEFの計画の重要な要素、それは土地所有者への嫌がらせである。

 

結局のところ、農民はどの国でも食料生産の基幹を担っているのだ。

 

WEFの「若き世界のリーダー」アーダンは、すでに高い税負担に喘いでいるニュージーランドの農家を消滅させるべくマークした。

 

そのため、アーダーン氏は「グリーン農業」という世界的な競争優位を開拓しようとしている。

 

■■ WEFの弟子たちが事前収用

 

農業は同国最大の輸出産業である(46,4億ドル)。

アーダンの計算によれば、この新しい課税は、多くのお金が税財源に流れ込むことを意味する。

 

2025年からは、牛群の大きさや肥料の使用状況を監視する委員会が毎年指示され、新税が差し引かれる。

 

したがって、その収入は「新技術、研究、エコロジーに取り組む農家への奨励金」に流れるはずである。

 

農家が「気候の破壊者」とされるのは、長い間、WEFのグローバリストの共通の語り草となってきた。

 

8月には、アーダンのカウンターパートでWEFの支持者であるオランダのマーク・ルッテが、農業における窒素レベルを根本的に削減する計画を立て、オランダの農家の反乱につながった。

 

政府は、「持続可能性」を口実にした激変に3分の1も農家が生き残れないという事実を比較的率直に語っていたこともあり、彼らは自分たちの存続を恐れているのだ。

 

 

■■ おならをする家畜

 

もちろん、牛にもっと「気候にやさしい」方法でおならをするように説明することはほとんど不可能だからである。

しかし、世界の指導者たちは、まさにこのケースを想定して準備してきたのである。

 

昨年のWEFの広告ビデオでは、オランダの化学会社の薬品がまさにそれを約束するものだった。

これは、世界再建を促進するための実験的な薬を飲み込んだおかげで、牛のメタン排出量が少なくなるとされている。

実際には、農業を経済的に製薬会社に依存させ、消費者は不健康な食品を摂取しなければならないということだ。

 

9月20日から23日まで、国連総会の陰で、ジュネーブで「持続可能性」をテーマにしたWEFサミットが開催された。

 

長年の懸案である気候変動問題に加え、世界的な税制の見直しや、新たな「合法的」移住ルートの構築などが議論された。

 

■■迷ったら「気候変動」のための大量殺戮

 

最終段階では、もちろん農家が「気候にやさしい」食品を生産することが目的ではない。

 

ビル・ゲイツのようなグローバリストの黒幕は、「世界の気候」に言及して、むしろ実験室から人工肉を食べるように人類を再教育するアイデアを長い間ちらつかせてきた。

 

そのWEFの大物たちは、春にイギリスの北アイルランドで示されたように、自然を少しも気にかけてはいない。

 

そこでは、2050年までに炭素の排出をゼロにし、メタンの排出を46%削減することが宣言された。排出の4分の1は農業から来るものである。

 

その時、産業界が依頼した分析によると、家畜の大部分を処分しなければ遵守できないことが分かった。

 

目標達成のためには、羊70万頭、牛50万頭を犠牲にしなければならないという話もあった。

ニワトリの大量殺戮はもっとひどいことになる。

 

英国政府の気候アドバイザーもこの機会に、2035年までにニワトリの数を500万羽減らすことを提案した。

 

ちなみに、生物学的に持続可能な畜産であろうと、工業的大量生産であろうと、こうした計算には関係ない。

人口が自分たちの「地域」の農業を奪わなければならないのである。

 

北アイルランドの食肉産業は、自国と英国内の市場に供給するだけでなく、中国や米国にも輸出している。

同国の経済生産高は少なくとも130億ユーロは縮小する可能性がある。

 

■■ ネオ封建制の導入

 

グレート・リセットとは、自称オリガルヒが経済を崩壊させても、金融システム、食料システム、医療システム、そしてもちろん、まもなく非常に不幸になるであろう人々の支配権を保持する、新封建制度にほかならないのである。