1942年、イタリア軍によるディナールへの聖戦(画像提供:Picryl社)
【summit.news】2022年9月21日
セルビアのヴチッチ大統領が、地球は今後2ヶ月以内に起こるかもしれない「偉大な世界紛争」に突入すると警告した。
アレクサンダル・ヴチッチ大統領は、ニューヨークで開催中の国連総会初日に、このような驚くべきコメントを発表した。
ヴチッチ氏はセルビア国営放送RTSの取材に対し、「世界のあらゆる場所で危機が起きている」と述べた。
「現実的な予測としては、もっと暗くなるはずだ」と付け加えた。
「国連が弱体化し、大国が過去数十年にわたって国連の秩序を実質的に破壊してきたため、我々の立場はさらに悪くなっている」と述べた。
セルビアの指導者は、ロシアとウクライナの戦争は、はるかに致命的な段階へと進んでいると警告した。
「特別軍事作戦の段階を離れ、大規模な武力紛争に近づいていると推測される。今問題なのは、その境界線がどこにあるのか、そして、ある時間(おそらく1カ月か2カ月かでも)後に、第二次世界大戦以来見られなかった大きな世界紛争に突入するのかということだ」と彼は述べた。
ブチッチの発言は、ロシアのプーチン大統領が30万人の兵士の即時「部分的動員」を命じたのと同じ日に行われた。
プーチンは国民への公開演説で、ハッタリではなく、モスクワの領土保全を守るために「自由に使えるすべての手段」を使う用意があると警告した。
プーチンは、「今、彼ら(西側)は、核の恐喝について話している」と述べた。
「ザポリジャー原子力発電所が砲撃され、NATO諸国の代表のような高官も、ロシアに対して核兵器を使用する可能性や容認性があるかもしれないと述べている」と付け加えた。
プーチンは、西側諸国は「わが国もさまざまな破壊兵器を持っており、ある部品に関してはNATOのものよりもさらに近代的であることを思い出してほしい」と不吉なことを主張した。
先月も紹介したが、ラトガース大学の研究によると、米露の核戦争が起きると、2年以内に地球の3分の2が餓死するという。
50億人が死ぬことになる。
その主な原因は、核爆発が巨大な地獄を引き起こし、大気中に煤煙をまき散らし、それが太陽を遮り、農作物を荒廃させるからである。
言葉を「暴力」と考え、人の性別を間違えることを確率的テロと考える世代が、大陸間核戦争にどう反応するのか、不思議でならない。
本当に驚かされる。