ハンガリー首相オルバンは「人口交換か洪水か」を警告する

         

 

【フリーウエストメディア】2022年9月11日

https://freewestmedia.com/2022/09/11/orban-warns-of-population-exchange-or-flooding/



ハンガリーのオルバン大統領は、再び西洋とその「価値観」に決着をつけた。

 

欧米は諦めている。

 

だからこそ、大量の移民の結果、非ヨーロッパ出身者の割合が50%以上になるのだ、とオルバン氏は強調した。

 

それは「人口交換、人口流入」とも言える。

 

この文脈でオルバン氏は、ドイツのポータルサイト「Tichys Einblick」のインタビューで、フランスの作家ジャン・ラスパイ氏が1973年に書いた小説「聖者のキャンプ」に明示的に言及した。

 

オルバン氏は、移民文化の影響で合理性、キリスト教のルーツ、「啓蒙の光」を失った「ポスト西洋」について語った。

 

「それを変えるには、考えてはいけない対策が必要だ」と、フランスの哲学者アラン・フィンケルクラウトの言葉を引用した。

 

「精神的な意味での西洋は、中欧に移ってしまった。西洋はここにあり、ポスト西洋が残っているだけで、ヨーロッパの2つの半分の間で戦いが繰り広げられている」。

 

一方、東欧では、文化や伝統を持ったヨーロッパ人が自分たちの中に閉じこもり、「ヨーロッパの故郷に住む民族の混合体」を形成していた。

 

そして、もし星座が幸福なものであり、風が好意的に吹くならば、これらの民族もまた、このようなハンガリー・パノニアソースの中で融合し、独特の新しいヨーロッパ文化を創造するのである。我々は常にこのために戦ってきた。

 

我々は互いに混ざり合う準備はできているが、多人種にはなりたくない」とオルバンは語った。

 

パノニア盆地の中心はハンガリーであり、その領土はすべて盆地の中にある。

 

ハンガリーは、「1456年にベオグラード近くで戦い、ウィーン近くでトルコ人を撃退し、フランク人がポワチエでアラブ人を止めた」ように、イスラムの猛攻からヨーロッパ文明を守りたかったのである。

 

しかし、旧西側諸国は、もはやこうした戦いは望んでいない。

 

「我々が西洋だと思っていたものは、もはや西洋ではない」。

 

しかし、漠然とした希望はある。

9月の選挙でイタリアのジョージア・メローニが勝てば、ヨーロッパ全体にとって「ゲームチェンジャー」になるかもしれないのだ。