右派の台頭に感謝し、フランスはコロナ対策を取りやめる

アイフェル塔に沈む夕日、フランス・パリ。写真提供:Pedro Kümmel

 

【フリーウエストメディア】2022年8月1日

https://freewestmedia.com/2022/08/02/thanks-to-the-rise-of-the-right-france-drops-corona-measures/

 


ランスへの旅行について、コロナ「パンデミック」時に課された条件が解除された。

 

 

今週から、コロナの予防注射、陰性検査、回復状態の証明は不要になった。

 

 

フランスでは、実験室で作られたウイルスとの戦いのための多くの特別規則が、今月初めに解除された。

 

 

これまで、入国する旅行者は「完全なワクチン接種」をしているか、現在のコロナ検査で陰性であることを示せるかのどちらかでなければならなかった。

 

 

EUやその他一部の国からの旅行者については、最近回復した感染症の証明も認められていた。

 

 

現在は、その必要はない。

 

 

しかし、危険な新種のウイルスが出現した場合、政府はフランス行きの飛行機に搭乗する前に、検査で陰性であることを提示するよう旅行者に命じる可能性がある。

 

 

 

今回の規制解除は、先の総選挙でマクロン大統領の左派陣営が弱体化し、右派の国民革命党(旧国民戦線)の選出議員数が10倍に増えたことが直接の原因だ。

 

 

7月中旬、コロナ対策をさらに強化するはずだったマクロン政権の対応法案を、ラサンブラント国民、共和党、左派ポピュリズム政党ラ・フランス・アンスーミス(LFI)の多数決で阻止したのである。

 

選挙後初めて政府が大敗を喫した投票であった。