【米】「これは災害だ」:カリフォルニアのバッテリー貯蔵施設で火災発生

【ゼロヘッジ】タイラー・ダーデン 2025年1月17日(金)午後7時55分

https://www.zerohedge.com/commodities/disaster-fire-erupts-california-battery-storage-plant
ロサンゼルス郡を襲っている猛威を振るう山火事だけでも十分なのに、カリフォルニアは一夜にして新たな危機に直面した。

 

サンフランシスコの南約160マイルに位置する世界最大級のバッテリー貯蔵施設が火災を起こし、地域全体の避難を余儀なくされたのだ。

 

AP通信は、1月16日(木曜日)にモスランディング発電所で火災が発生したと報じた。

 

発電所天然ガスを燃料とする発電所で、エネルギー貯蔵用のリチウム電池を数千個備えている。

 

電気自動車のリチウム電池が関係する火災は、消火が非常に困難で、数日間燃え続ける可能性がある。

 

「甘く見ることはできません。これは災害です。それ以外にありません」とモントレー郡監督官のグレン・チャーチ氏は地元メディアのKSBW-TVに語りました。

しかし、チャーチ氏は火災が発電所の外まで広がるとは予想していませんでした。


地元メディアのマーキュリーニュースは、ヴィストラ・エナジー社が所有するヴィストラ発電所で、2021年と2022年に火災が発生したと指摘している。

 

このエネルギー貯蔵施設は、カリフォルニア州の電力網の安定化に重要な役割を果たしている。


火災の原因は現時点では不明です。地元当局は、有害物質や化学物質の放出の可能性を懸念し、発電所周辺の2,000人以上を避難させました。

 

「当社の最優先事項は、地域社会と当社従業員の安全であり、ヴィストラは地元の緊急対応機関の継続的な支援に深く感謝しています」と、ヴィストラの広報担当ジェニー・リヨン氏は声明で述べた。

 

KSBWは、ヴィストラが火災は300MWの第1段階エネルギー貯蔵施設で検出されたことを確認したと伝えた。

 

Xに掲載された火災の映像は以下の通り:
イーロン・マスクは、X上で、この火災に関する誤報やデマを流した極左のマスコミを非難した。 

 

現在の送電網への影響やモスランディング発電所の操業への影響については、まだ最新の情報はない。

 

週を追うごとに崩壊しつつあるように見えるこの州で「グリーン」なユートピアを推進する民主党にとって、またもやの挫折である。