北米の多くの人々は、食料インフレのおかげで、1日1食を買うのがやっとの状態である。

Image: Many in North America barely able to afford one meal a day, thanks to FOOD INFLATION

 

【Natural News】2022年7月5日 BY: ラモン・トーメー

https://insiderpaper.com/european-stock-markets-plunge-3-ahead-of-close/

 

 

米国とカナダでは、食料のインフレとそれを悪化させる不足のおかげで、食料を買う余裕がなくなり、空腹になる人が増えている。

 

 

Globe and Mail紙に語ったあるカナダ人は、食料価格の上昇によって、いかに自分のベルトをさらに締め付けるようになったかを話してくれた。

 

 

ティーブン・ジョーンズさん(56歳)は、衰弱した不安とうつ病のために、40代前半で金融業界でのキャリアをあきらめた。

 

 

それ以来、彼は過去15年間、月々1,200カナダドル(931ドル)以下の生活保護で生活してきた。

 

 

「時には月末、お金の支払期限を迎える前に、1日1回、ごく少量の食事だけで終わってしまうこともあるんです」。

 

 

一日に完全に食事を抜かなければならない寸前です。

 

 

これまでフードバンクに頼ったことがないジョーンズさんは、近いうちにそうせざるを得なくなるかもしれないという。

 

 

「こういうところはとても親切で、偏見がないのは知っていますが、そうするのは恥ずかしいという要素もあります」と彼は言います。

 

 

「しかし、ある時点で、そう、私は間違いなくフードバンクに行かなければならなくなるのです。」

 

 

トロント市内で200以上のフードプログラムを運営するデイリーブレッド・フードバンクは、利用者の60%が主な収入源として政府からの給付金に頼っていると報告書に書いている。

 

 

しかし、デイリーブレッド社のニール・ヘザリントンCEOは、フードバンクを利用する借金を抱えた人々は、急速に上昇する物価と金利の両方によって圧迫されていることが多いと説明する。

 

 

そのため、食料を購入する余裕はほとんどないのです。

 

 


「人々は貯蓄の限界に達している。借金をすることになり、フードバンクを利用する人が増えるでしょう」とヘザリングトン氏は言います。

 

 

 

■■ アメリカ人も食品インフレの影響を感じている

 

 

食品インフレの影響を受けているのはカナダ人だけではない。

 

雇用されているアメリカ人自身も、食品価格の上昇の影響を受けている。

 

 

アイオワ・キャピタル・ディスパッチ紙は、6月29日付の記事で、この問題に触れている。

 

 

ピザ屋のコックをしているボビー・チェイスは、月給が少ないために、食料品か家賃のどちらかを選ばなければならないことを明らかにした。

 

 

「時間給や給料を上げたがらない店があるんだ。」

そんな中、チェイスアイオワ州エイムズにある複数のフードバンクを訪れていることを明かした。

 

食料配給所を訪れ、食料の配給を受けても、チェイスはまだ不安定な状態にある。

 

 

ピザ職人のチェイスは、アイオワ州の多くの被雇用者とともに、物価上昇を補うためにフードバンクに頼っている。

 

 

しかし、デモイン地域宗教評議会(DMARC)のマット・アンガーCEOが明らかにしたように、フードバンク自体も需要に追いつくのに苦労している。

 

 

アンガー氏によると、肉類は最も需要の高い商品である傾向があるという。

 

 

価格と需要の増加に伴い、DMARCの14以上の食料配給所と25以上のモバイルプログラムのために肉をストックすることが難しくなってきたと、アンガー氏は認めている。

 

 

「一時期、5オンス缶の鶏肉3個分の値段で牛挽き肉が手に入ったこともありました。15オンスの鶏肉缶詰と同じ値段で新鮮な牛挽肉が手に入るというのは、最近のようなことが起こる前は考えられなかったことです」。