昨夜は良く寝た

昨日元旦はぐずついた天気だったが今日は今のところうす曇り。雨が降りませんように。疲れ&寝不足の蓄積か昨夜は6時半位に寝てしまいそのまま朝になっていた……。ひとまず寝正月からスタートの2017年です。

■チャオ

今年も“僕”をヨロシクねー☆ チャオもこの3月でなんと4歳!大きくなったなー。中身は成長してないけど。

■洋楽ファンにとって2017年と言えば、『マイアミ2017』?

2017年が来たが、小学校高学年辺りから洋楽を聞いていた私は、1976年リリースのビリー・ジョエルによる『Miami 2017 (Seen The Lights Go Out On Broadway) 』という曲をリアルタイムより3、4年ばかり遅れて聞いていた。

その時、2017年なんて遠い未来のSFのような話しだと思っていたが、いつの間にかあっという間にリリースから41年経って、その2017年が実際にやって来た。インターネットがなかった当時はこの曲に限らず、歌詞も自力で解読して解釈せざるを得ず、この曲についてもいったい何のことを歌っているのやらと不思議に思っていたが、最近になってようやく世界中の多くの人が同じようにこの曲について不思議に思っていたことが分かった。未来予言だと思っている人が多いようだった。

歌詞をかいつまんでまとめると、NYのマンハッタンが崩壊し、多くの人が押し出されるようにしてフロリダ=マイアミへ続々避難していき(歌詞中ではNYヤンキースの選手たちも避難している)、マイアミ側から崩れゆくマンハッタン島を眺めながら、「エンパイアビルも倒れ、ブロードウェイの灯も消えてしまい、すべてが崩壊してしまった」という内容になっている。

とりあえず2017年、そういう事態になっていそうになかったこともあり、作者の意図を知ることができる動画が恐らくあるだろうと思って2016年の終わりごろに探してみた。するとやっぱりあった。

そのビリー・ジョエルのインタビュー動画によると、この歌詞は2017年のNYについて予言したものではなく、曲を書いた1975年当時、ニューヨーク市が非常な財政破綻に陥って実際にマンハッタンからフロリダをはじめ各地に人々が移住していった背景があり、その大変だった出来事を後の孫の世代にまで伝えたいと思って書いたのだそうだ。だからタイトルが2017年になったのだろう。

確かに、歌詞の最後は、

「このことを覚えている人は多くはない。わずかな人だけが生き延びた。
どのようにマンハッタンの灯が消えたのか世界に語り継ぐため、この記憶を残し続けよう」

というように締めくくられている。
中学に入った辺りの頃からの疑問が、今その2017年になって解決したことは私にとってちょっとばかり感慨深い出来事だった。