乗客271人を乗せた飛行機のパイロットが飛行中に心停止で急死

乗客271人を乗せた旅客機のパイロットが飛行中に心停止で急死

イワン・アンダウル機長

【SLAY】2023年8月17日  フランク・バーグマン

https://slaynews.com/news/pilot-plane-packed-271-passengers-dies-suddenly-cardiac-arrest-mid-flight/

 

271人の乗客を乗せた満員の民間航空機のパイロットが飛行中に突然死亡し、緊急着陸を余儀なくされた。

 

 

日夜、フロリダ州マイアミからチリのサンティアゴへ飛んでいたLA505便のパイロット、イワン・アンダウル機長は飛行中に予期せぬ心停止に陥った。

 

 

残された乗務員はパナマへの緊急着陸を余儀なくされた。


この事故は、高度37,000ftの巡航中に機長のイバン・アンダウルが気分が悪くなり、飛行開始から3時間後に発生した。

 

彼はその後、トイレに行くためにラタム航空のボーイング787ドリームライナーのコックピットを離れ、そこで倒れた。

 

"SimpleFlying.comによると、リリーフキャプテンとファーストオフィサーからなる残りのフライトクルーは、パナマシティのトクメン国際空港(PTY)への緊急ダイバージョンを選択した。

 

航空機は約28分後、パナマシティの滑走路03Lに無事着陸した。

 

「2人の副操縦士が機体をコントロールし、トクメン国際空港に着陸し、救急隊員が機内に入り、アンダウアに応急処置を施したが、死亡が確認された」とデイリー・メール紙は報じている。

 

機内にいた看護師は、心臓に異常をきたしていると思われるアンダウア少佐を助けようとしたが、パイロットを蘇生させるための適切な医療器具がなかったという。

 

イサドラと名乗るこの看護師はソーシャルメディア上で「残念なことに、良い蘇生を行うために必要な、あるいは十分な備品がありませんでした」

 

ラタム航空は、このような人命救助は可能だが、リソースが必要な健康・医療緊急事態におけるプロトコルの問題を改善する必要がある。

 

ラタム航空は声明の中で、マイアミ-サンティアゴ線を運航していた昨日のLA505便は、乗務員3名のうち1名の健康上の緊急事態により、パナマのトクメン国際空港に着陸しなければならなかった。

 

着陸後、救急隊が救命措置をとったが、パイロットは残念ながら息を引き取った。

 

パナマ市で6時間近く足止めされた後、271人の乗客はホテルとチリの首都への新しいフライトを予約したと報告された。