教会と引っ越し手伝いと

今日の礼拝メッセージも先週に続きレジだった。
「あなたがたは地の塩、世の光です」(マタイ5:13−14参照)というイエスさまが語られたみことばからのメッセージだったが、聖書には塩に関する記述が他にもいろいろある。塩は味付けするものでもあり、腐敗を防いだり、消毒、ケガなどを癒す役割もある。

私たちは塩気のある者として世の中に生きるが、その時に塩気がないということや、塩気を効かせ過ぎて誤った言動をしないよう、ちょうど良い塩加減を心がけようというメッセージだった。

先週はバイヨンでのユース・子どもキャンプが無事終わって、ユースが数人、報告や証しを話してくれた。8教会から150人程参加して、大変良いキャンプとなったようだ。
それから関係ないが、今日初発表でアグネスが2人目おめでただそうで、みんなで盛り上がった。次は男の子かな?!

礼拝後、みんなを送って帰ったあと、午後ジョイミー&ライアンの引っ越しを手伝った。ジョイミーは2か月間ネグロスへ出張していたので今日久々に会った。

昨年の地震で彼らの家が壊れてしまったので、彼ら夫婦はこの1年間、市内でピトイ氏&アンテヤ親子の家にずっと居候していたのだが、ついにそこから、復建させた郊外(シカツナ)の自宅へ引き上げることになった。犬5匹を含め、結構増えた荷物がうちのバンにぎりぎり詰め詰めだった。

市内ピトイ氏宅から出発前の犬たち。
 

旦那は前の引っ越し時にも手伝っているので新居へ行ったことがあるが、私は彼らの家には初めて行った。丘のてっぺんに立っていて最後は急勾配を上っていかないといけないすごい場所だと聞いてはいたが、確かに聞きしに勝る状態だった。雨が降ったのか泥だらけで足も泥にまみれながら滑りながら上がっていった。同時に電気の開通もやっていて夕暮れ前にギリギリ電気が付いた。
(カメラを車に置いていたため写真を撮れず残念)

まだ水も出ないし、それより何より市内への通勤がすごい遠くて大変だろうと思うが(暗闇だし道路に1m超のコモドオオトカゲが出るらしいし)、あまりこっちの人は苦にならないみたいに見える。バイクが使えない時は、公共のジプニーを拾える所まで歩いて2㎞の地道の坂道を行かないといけない。

その周辺の人々は夜7時には全員寝ているらしく、朝は4時からもう活動しているそうだ。市内から30分余りかかる所で、かなり涼しいというか寒い。

しかし彼らにとってはこんなに郊外で不便でも、以前から持ち家に住むのが夢だったし、1年もの居候生活から脱却できてうれしいことだろう。しかしあの家の坂は登山路みたいだし、雨が降ると普通の靴やサンダルではどうにもならないだろうからゴム長でもあげようかと思っている。

今日もアーロンが荷物運び助っ人に来て、ライアンと共に運んだが、裸足になっていた。裸足のほうがぬかるみではずっとマシだと思う。