開戦記念日

今日は開戦記念日だ。
セブへ行っていた一昨日、秘密保護法が成立していて、この無茶苦茶で強引な決め方に“またか……”と思うばかりだった。最近こっそりこういうことばかりやっている日本政府。そしてやられていることに気付かない多くの人たち。

なんでも先の戦中は台風等の天気予報すら“秘密”となって発表されなかったようだ。そのころ気象庁は何やってたんだろうと思うとおかしいが、こんな冗談みたいな世界を日本が再び体験することになるのは時間の問題だろうと思う。
誰が何のためにこういうことを行っているのか、国民側に考えるセンスがないとすれば致命的だ。

今後は思想・表現の自由が徐々に失われていき、放射能が出続けようが、健康被害、死者がいかに多くなろうが、TPPで社会保障、例えば国民皆保険が実質なくなっていこうが、遺伝子組み換えがはびころうが、情報は出されず何があっても危険に気づくことすらできない社会になるだろう。
そうなってから気づいては遅いのだが、今回の成立を止めることができなかったのは致命的としか言いようがない。