ボホールの東へ3時間 〜Jagna、Anda、Candijai

水曜に都合が悪くなったボホールの東の端のほうへ遠出する計画が今日実現した。シンガポールで働いており夏休み帰省でハグナの実家へ帰ってきている青年Jarさんと、その弟さん、お父さんとの5人で行った。お父さんは地元の漁師らしい。お母さんは多忙で一緒に行けず、お昼ご飯を作ってくださった。

Jarさんの実家のあるハグナは私たちの住むタグビララン市内から1時間半位東へ行った所。タグビラランの次に規模が大きい町だそうだ。(でも田舎町だけど)まずは実家へお邪魔した。

ヤギも3匹おり、バンダムという市内では見かけたことがない小型の地鶏も多数おり、のどかな海辺の集落。
Jarさんとご家族はプロテスタントで、私たちはお互いにプロテスタントであることを火曜まで知らなかった。Jarさんはシンガポールでは3万人規模の有名なメガチャーチに行っているが、地元ではうちの教会位の小さい所へ行っている。自分の家の周辺の人たちは90年代からみんなプロテスタントだそうだ。珍しい。

 

洗礼を受けた4人と牧師(左端)。フィリピンの教会はどこも明るい。

今日は洗礼式があるから見に行こうということで、行ってみた。家から歩いて2、3分でビーチで、そこに皆さんがいてご挨拶などした。こうして同じクリスチャンといろんな形で出会うのは非常にうれしい。どの国へ行っても必ずそういう出会いがある。

私たちは遠出するので教会の人たちとはお暇して、まずはボホール島の東端のリゾート地Andaへ向かった。ハグナよりさらに1時間半程東へ向かう。ここはボホール島なのにホワイトサンドのビーチだ。市内から3時間ほど離れているためか、パングラオのように観光客は多くなく、こっちのほうがいいかもしれない。
リピーターや2泊3泊される方はぜひこっちへも足を伸ばされたらいいんじゃないかと思う。

1㎞ほどあるホワイトサンドのビーチ。パングラオではアロナビーチは長いが人やお店が多く、観光地っぽいのでAndaのほうが落ち着いている。リゾートはパングラオ程の数はないが安いのから高いのまで結構ある。

 

ビーチ沿いや周辺にお店はそんなになく、グループで借りる東屋みたいなのがずっと並んでいる。私たちが借りたのは300ペソだった。ここからはレイテ島やミンダナオ島も見える。
Jarさんは写真撮影が大好きなようでシンガポールで買ったという良い一眼レフを持っていた。

 

Jarさんのお母さんが用意してくれた昼食。おいしくてものすごい食べた。

Andaビーチの次に、カンディハイという町までやや戻って、知る人ぞ知る滝を見に行った。ここは現地の山道に慣れた人とかトレッキングとかやっているような外国人じゃないと厳しそう。

 

今回、車は入れる所で止めておき、徒歩で苦労してすごい山道を入って行ったが、滝の下の川にかかっていた橋が、ここしばらくの豪雨で流されてしまった模様。たまたま遭遇した、滝つぼで魚を取っているという近隣の男性の助けで、Jarさんのみ水量の多い川を渡って滝つぼまで行けた。私たちはそこで待機。
滝の水量がすごく増えていて怖かったと言っていた。私たちは滝をすぐ目の前にして一歩近寄れなかったため、Jarさんが撮ったビデオや画像を今度見せてもらう予定。

すっかり夕方になってしまったが、今回はうちからは遠く、なかなか自分たちだけでは行こうとしなかったところなので、行けてよかった。私はボホールの海も良いと思うが山もなかなか良い。

 

ボホールの田舎のほう、山のほうへ行くと水田や棚田の素晴らしい景色が広がっており、田んぼある所にはカラバオ(フィリピン水牛)あり、ということで、たくさんのカラバオと遭遇した。大きいけどおとなしい(単独にしておくとおとなしいけど他のと合わせるとケンカしたりする)。

帰ったらすっかり暗くなっていたので、夜ご飯も食べていってと言ってくださったので、またまたJarさん家へお邪魔した。昼ご飯もおいしかったが夜ご飯も同じく、味付けがよそよりあっさりしているので本当においしい。

庭にはなかなか作りのいいヤギ小屋(3匹が個室のように仕切られている)とか、2階建てバンブー小屋もあって(10万円位で作れたらしい)いい家だった。ハグナもいいなぁ。