ジョイミー一家

今日はまたLTO(陸運局)で旦那が役人に不条理なことを言われ、手続きに行き詰まりそうになった(私は同行しておらず)。そこで、ジョイミーのお父さんであるパスター・ジョーイにアドバイスを求めたら、夜、一家でうちへ来てくださった。

今、私たちのチューター(しばしお休み中)のジョイミー&ライアンは30分程郊外に家を建てているため、レイテ島在住のご両親と妹さんたちがボホールに来ているのだ。
パスター・ジョーイやジョイミーはLTOの手続き関係に詳しく、以前もアドバイスを頂いていた。
前回行き詰ったときも的確なアドバイスをくださり、大変助けられたことがある。

夜だったし、家族で来られると思っていなかったので驚いた。今、あや子さんたちもうちへ滞在しているので一緒になって何だかんだと話していた。
もちろん、パスター・ジョーイとうちの旦那はLTOでの今後の手続きの手順について真剣に話していた。

こちらフィリピンのペーパーワークは非常に複雑で処理も遅いが、それよりも困るのは、担当者次第で言う事が変わり、不条理なことを言ってくること。担当者が変わればまた方針もやり方も変わったりして、ちゃんと仕事をしてくれないし、また、融通が利かない。

ちゃんとした手順をこちらが知っていないと、適当な扱いを受けたり、間違ったことを言われたりするので、そもそも担当者の言うことや彼らの知識自体、信用できない。
彼ら、一体役所で何の仕事をしているのだろう?!と思うほど、何ーもやっていない、(ように見える)。そして、頼りない、適当、エラそう。いいとこなし。

今日のLTOでの件も、結局その役人がろくに調べもせず間違ったことをテキトーに言っていたことが分かった。
アグネスも今日、自分たちも役所関係へ行く際はナメられないように厳しい形相に変身して行くと行っていた。それも大事だ。私もそうしているし、デカイ声で話す。

たまたま今日あや子さんから、知り合いのフィリピン人男性が役人に対してFBでキレていたという話を聞いた。何かというと、その知り合いがパスポート(か何か)を申請しようとした際、その男性の名前がある犯罪者と同姓同名だったそうだ。それで役人が彼に、“その犯罪者と自分とは別人であるという証明を持って来ないと申請できない”と言ったのだそうだ。
そんなアホな!と私もびっくりした。そりゃキレるわ。

こんな調子で、役人は自分が面倒くさいことは何もせず人に何でもやらせようとする。本当に迷惑な人間の巣窟だと思う。
私は日本でも20歳くらいからずっと事あるごとに役所関係に敵対してきた。大嫌いなのだが、フィリピンの役人はやる気もないしコネで入っているだけで能力もないしで余計タチが悪い。
もちろん中にはたまーにいい人もいるが、旦那曰く、フィリピン人ってイイ人とワルイ人の差が激しいよね、とのことだった。