車の登録が1時間位で完了した

2013年度の車の登録をどうしてもすぐやらないといけないことになり、今日ジョイミーがうちまで状況を教えに来てくれた。それで、すでに夕方4時前だったが排ガステストをしに行き、その後そのままLTO(陸運局)に車両登録しに行った。

LTO外観。

排ガステストは午前中は混んでいるが午後はすいてるから、今から行ったほうがいいとのことで向かったが、本当にすぐに終わった。正直、これは形だけのものに成り下がっていると思う。
なぜかと言うと、こっちでは黒煙垂れ流し自動車が山ほど走っている。あれで排ガステストをクリアしているとはとても思えないからだ。結局いくらか払ってパスさせてもらっているだけなんだと思う。あほらしぃ。

 

すぐに終わってしまった。検査する人たち肉まん片手にやっている。

車両登録にまた何週間かかかるのかと思ったら、必要書類を出して支払いをして、実質1時間もかからなかったと思う。何でこんな早くすむことがある反面、数分でできることが1年かかったりするのか、謎が謎を呼ぶフィリピンの役所。登録料とペナルティ200ペソ程で合計3200ペソ(高い)。

ジョイミー曰く、LTOも正規職員なんて数人だけで、あとはバイトみたいな人たちで仕事もよく分かっていない、と。しかも給与は月3000ペソくらいなうえ、給与の遅配2、3か月もざらだそうで、そりゃあやる気もなくなるなとその点は同情する。
正規職員の上のほうの人でさえ、堂々と局内で副業しているくらいだし。

フィリピンの役所の不正の横行は、給与が安すぎるからというわかりやすい理由が原因だと思う。生活できるレベルの給与がないと根本的に解決しないだろうと思う。
こっちの物価は給与に対して高すぎるし、フィリピンの役所のダメさ、不正についてたびたび旦那と議論しているが、日本人が考える正論で解決しようと思っても、到底そんな世界じゃないと私は思っている。

今日完了した車両登録をケソン市のLTOへ送り、今度こそちゃんと処理してくれるかどうか……再び祈るしかない。