新しい場所での最初の礼拝

前教会堂の立ち退きで今日から新しい会堂での礼拝がスタートした。

 

他店はまだオープンしておらず、今日ここを使っていたのはうちの教会だけ。
クーラーが家庭用のなので暑がっている人多数。近々もう一台もらえることになったようで、少しはマシになるかもしれない。

モニターが付いていて、賛美の歌詞やメッセージ中の聖書箇所などを出してもらえるようになって便利になった。

 

会堂の奥のほうにベニヤ板で作ったつい立てがあるが、これは大工さんが手描きで木目調に塗ってくれたのだそうだ。近くで見ても木目に見える。サビみたいなものを塗りつけていたそうだが、こっちの人は不器用だけど中には器用な人もいるんだなと感心した。ベニヤには見えない。

壁には10本のギターを展示する予定。今日は3本しか取り付けられていなかった。これらは平日、ギターメインの中古楽器屋の売り物となる。

 

午後は来週のワーシップ練習があり、その後は前の会堂のときと同じく残ってお喋りしている人や楽器と賛美で楽しんでいる人たちなどがいる状態。
(下の画像は)レイテ島からしばらく滞在されているジョイミーのお父さん(右)と真剣な会話をしている風のうちの旦那。

先週は私はほんの少ししか内装の手伝いができず、ガムさんほか寝ずに全力で作業に当たってくれていたメンバーがここまで整えてくれていたことに感激した。正直、今日までにここまでのことができるとは思っていなかった。

立ち退きから新会堂礼拝開始までの短期間、主要なメンバーの皆が公私共々いろいろ大変なことが重なり、本当に金銭的にも人手的にも時間的にもどうなることか?!という感じだったが、驚くほどよく進んでいった。
日本の教会だったらいろんな意味でこうはいかなかったかもしれない。こんな状態でもストレスをためず楽しんで作業し、内輪もめも起きないというのはすごいことだと思う。

フィリピンの教会で学ぶことは私にとって非常に多い。新会堂の件もだけれど、改めて良いメンバーに恵まれたことに神さまに感謝する。