フィリピン全土でのことだと思うけれど、大晦日も爆竹がうるさすぎる。
うるさいとは聞いていたがすごいうるさい。
と思って外見たら爆竹じゃなく、打ち上げ花火がバンバンバンバン全方向から上がっていた。なんだこれは。
ユキちゃんも眠れずめぇぇえーめぇぇえーと鳴いているではないか。(チャコが心配)
ドンドコドンドコ、カラオケ大会のような音も聞こえてくる。
まさか夜通しではないだろうなと思いつつ、私は特にいつもと変わりなく年末感もなく過ごしている。
思えば今年は正月の昼間から大きい地震が来て、福一崩壊の危機感から正月からほとんど大阪へ避難していた。仕事が大変忙しかったので持ち運びながらあっちこっちと慌ただしいこと限りなしだった。曲芸のようだった。
地震も放射能も、盆正月、人間の行事や都合に関係なく止まることなくやってくる。それはよく分かった。
1年経った今もそれは全く変わりない。
新年から2月までほとんど国内避難生活、2月からはこっちに移住して10か月。気温30度の暑いお正月を迎えるのは初めてだ。
元々仕事柄もあって正月だからといって正月らしいことは何もしていない人間だったため、こっちへ来てもギャップを感じない。雑煮が食べたい、おせちが食べたいとかいう気持ちがない。(これは暑い気候のせいかもしれない)
振り返ると、人生も半ばの折り返し地点にてこんな形で国外生活となった記念すべき2012年だった。
良いお年を!