今日礼拝後、昨夜生まれたばかりのガムさんあや子さんの赤ちゃんを見に、助産所へ向かった。
礼拝最初のパワポに赤ちゃん画像が!昨夜からフェイスブックで見てはいたが。
ボホール大学の看護棟内にあるIMAPという助産施設で、大学の付属施設だった。通常分娩であれば最も安く出産できるのがこういう施設だ。思ったよりきれいなところだった。
通常分娩であれば無料と書かれているが条件があり、Philhealthというこっちでポピュラーな大衆向けの民間健康保険(年間保険料300ペソ=660円程でよいそうだ)の加入者であれば、出産費用として2,000ペソ(4,400円程)位支払って、後で返金されるので無料となるらしい。
ただし、妊娠前から加入している場合のみで、あや子さんの場合加入はしているが日数的に適用されなかったので今回4,000ぺソ(8,700円程)必要らしい。
そんなこんなで生赤ちゃんと対面〜〜!
「うわーーー極ガマイ!!!」(=極小 ガマイは小さいの意)
2,500gの男児で、これほど生まれてすぐの赤ちゃんを長らく見ていなかったので、こんなに小さかったかなと驚いた。
あや子さんに似ている気がする。日本人っぽい感じがするが、目はデカイのでガムさんに似てくるのかも。
あや子さんは随分安産だったようで、元気そうだった。陣痛は痛かったけど生まれてくるときは“えっもう出たの?”ってほどあっけなかったと言っていた。安産で何よりだ。
赤ちゃん(ガム3世)があくびしたり泣いたり寝たりごそごそしたりして動くのがおもしろいのでずっと飽きずに見てプヨプヨ触ったりしていた。ちょうどお昼ご飯時だったのであや子さんは寝ながらガムさんにご飯を食べさせてもらっていた。まだ座るのが痛いので寝たままの様子。
母乳がまだ出ないので何飲まそう?!という感じだった。
内部の様子。入り口入ったらいきなりベッドが2つある。手前のにあや子さんが横になっていた。行ったとき、ガムさんとガムさんのママとアーロン(お兄さん)がいた。
お隣のベッドには昨日の朝生まれた赤ちゃんのママが1人。生まれて24時間で帰宅するそうだが、このママは出産料金を支払えておらず帰れなくなっているらしい。
あや子さんは本当は今日帰れたのだが、(ベッド空いているから)もう1泊していいと言われて自宅よりここのほうが人の出入りが少なくて休めるからといって今晩も泊まるそうな。
ベッドのあるスペース(特に部屋になっていないしパーテーションなどもないので、玄関開けたらすぐベッドといういきなり感がある)の奥に分娩室があるが(左画像)、ここも開けたらすぐ分娩ベッドといういきなり感らしい。(ドア部分はマジックミラーになっている)
ビジョン&ブレアが分娩中に来たらしく、驚いていたそうだ。それにあや子さんのうめき声が丸聞こえで怖かったと……。ははは。
出産後は胎盤をもらえたそうで、ガムさんのお姉さんが教会の冷蔵庫に保管しているそうだ。胎盤は病院ではくれないが日本でも助産所ではもらえるらしい。産婦が(血抜き処理などしたうえで調理して)自分で食べると産後の体にいいらしい。
(この話は以前、ボホールに視察に来られたお母さんが自らの体験から教えてくださったことで、初めて聞いて私もあや子さんも衝撃を受けた。しかも美味しかったそうだ。で、あや子さんも自分のときも食べてみようかなということに……)
そんなことで母子共に元気で、かわいい赤ちゃんが見れてよかった。そこそこでおいとました。また教会のメンバーその他が続々やって来るだろうから。
今朝うちの妊婦ヤギ、チャコがひっくり返って寝ていたので死んだのかと驚いたが大丈夫なようだった。昨日から体調を崩しているチャコが気になり、そのまま真っ直ぐ帰った。元気そうだったので安心した。
チャコも無事に元気な赤ちゃんが生まれますように。できたらメスの双子!
■補足:昨日29日はボホール島全体のサンクスギビングデイで、ボホール大学内で終日いろいろなイベントや集会が行われた。島内から700人もの牧師が参加していたそうだ。島内でごく一部の牧師が来ただけと思うがそんなにいるとは……。いったい島全体で何人牧師がいるんだろう?!