Holy Name Univ.見学へ行った

今日は5日間予定のボホール見学でAさんが来られた。

グビララン空港。昨日まで台風だったが今日は無事飛んでいた。よかった。

午後からHoly Name Universityのメインキャンパスへ見学に行った。どういう学部があるのか、また入学時に必要な英語力、学費など大雑把なことを聞きに。
ここへは以前別の用で立ち入ったことがあるし、大学病院見学時にも何度か入っているが、視察での案内としては初めて。

 

ダウンタウンにあるメインキャンパス。

おもにお話を伺ったアドミニストレーターによると、現在中国人、韓国人などの外国人学生はいるが日本人はいない。過去にその人が知る限り1人だけ日本人男子学生がいたそうだ。名前や消息まで覚えておられたので、よほど珍しいことなのだろうと思った。

入学時に英語力のテストなどはないそうだ。英語力ゼロでOK。外国人の学生は大抵英語力があまりない状態で入ってくるが、授業と並行してチューターを付けるか、学校側でも翻訳を手伝うなどできるサポートは行うとのこと。何でも日本に10年程いて日本語が堪能な中国人の教師がいるそう。

タガログ語の授業はハンデが大きいため外国人のみ別枠でグループ授業となるそうだ。

また、別キャンパス(下画像)にて外国人学生用に英語学習の特別授業やチューターの推薦を行ってくれるDr.がいるとのことで、そのまま向かったがあいにく不在だったのでアポだけ取って明日出直す予定。

 

試験中の学生と、授業中のクラス。

学費については前期後期各36,000円(18,000ペソ)程なので1年で72,000円程となる。ただし外国人学生のみ、初期費用として24,400円(12,200ペソ)程かかる。必要物は本国での最終学歴を証明するもの等。

学部に関してはここは総合大学なので文系理系、おおよその学部が存在していたが、日本で言う文学部に当たるようなものは現在ないとのことだった。教育学部内に入っている感じだった。
総合案内をもらったが、日本の大学のような立派な入学案内の印刷物はなく、3つ折りパンフの案内しかなかった。

 

うちの家に近いDampasの同校キャンパス。日本の大学のような広さがあるがこっちは理系がメイン。
大学附属病院もあるので、ちょっと入り口まで入った。

  

学内をうろうろしていたらお隣のジェッサ(看護学科)に見つかった!

今日思ったこと。

日本人の子どもさんがフィリピンの学校へ入る際、英語力の準備に一番大変になるのが高校生(日本での中高生)、その次は小学生、次、幼稚園…以下、という順になること。高校以下は入学時に英語力を見る試験や面接がある。
大学は少なくとも入学時に英語力不問なのだから在学中や卒業には苦労するだろうが、入学はできる。
(*これまで日本からフィリピン留学というのは周囲でもほぼ聞いたことがないので、日本人から見て利点がなかったのだろうけど、避難移住の視点ではいくつかの利点があるし英語留学という面が兼ねられる)。

また、語学学校に入るより大学に入ったほうが学費が断然安く、英語力が身に付くのではないかということ。日本人と話す機会がないことも利点。
渡航前に私もフィリピン歴が長い日本人からそう言われたが、勝手に学費が高いと思い込んでいたので検討すらしなかったのが悔やまれる。
(ただしTOEICTOEFL、IELTSなどの試験対策目的なら語学学校のほうがいいだろう)
そしてこちらボホールでの幼稚園―大学までの年間学費がほぼ同じという事も分かった。(それぞれ一番高い私立で)