昼ごろ、畑とユキちゃん

今は昼前後と夕方に草引きと、ついでにユキちゃんの様子を見ることにしている。
ユキちゃんもさることながら、畑も毎日変化があって見に行くのが楽しみだ。小さい変化だけど、日々少しずつ成長してるし何か変わったことがある。飽きない。自然の動きは飽きないものだなと思う。

土いじりには元々興味がなく、年寄りのやるものだと思っていたが年寄りになってきたら俄然面白くなってきた。人は土から造られ、土に返るのだから土と親しむのも当然かもしれない。

今日はピーマンの実が結構大きくなっていた。数日前もこういうのがなっていたが、鶏にでも突かれたのだろうか、落ちていた。

 

キャッサバの芽がどんどん出てきている。左は出始めの様子。右は少し大きくなっているところ。

いくつか生えているところ。ここ以外にも2か所にまとめて植えている所がある。そっちにも小さい芽が出始めている。

そして、ユキちゃんが途中でやってきた。走ってきた。

 

「ん? 何じゃーこれは、カメラか?」            「かわいく撮ってくだしゃい!」

今日は雨期らしく何回か土砂降りと雷を繰り返していた。ヤギは濡れるのが嫌いらしいが、ユキちゃんは雨でも飛び跳ねている。ユキちゃんのお母さんが呼んでも帰らない。お母さんは大きい雷が鳴ったら慌てて走って帰った。普段動きがないのに結構早くて驚いた。

ユキちゃんの飼い主のお隣さんファミリーも“ユキー”と呼んでいてすっかり定着している。ユキちゃんはみんなのアイドルのようだ。

今日は枯れ枝や木のかけらをやたら食べていた。

“ユキは日本語で雪(snow)という意味なんだよ”と言っても、フィリピン人は雪を見たこともないのでピンとこないようだ。ジェッサは“細かい氷が降ってくるやつ?”とか言っていた。
雪を見せてあげたいなぁーと思ったが、私自身もう見ることがないかも?