新しいショベル

今日はプラスチックの椅子(1個700円)と小さめテーブル(900円)、そして新しいショベルを買った。
前回のは最安値のショベルだったが、今回はどうしようかと思い、店員さんが柄の部分も鉄製のやつを勧めてきたのでそれを買った。これで、柄と鉄の部分が取れてしまうというような事態は避けられるだろう。700円位だけど前のより150円程高い。

いずれにしても思うのは、こっちのショベルは鉄の部分が薄いということだ。だから今回のように鉄製の部分がちぎれるというような修理不能な壊れ方になる。
日本の製品では有りえないよなぁ〜と思いながら、次回も壊れてもまぁ安いし仕方ないとするか、という心境で買って帰った。店員さんには前買ったのはこんな壊れ方したよとは伝えておいたが。

こっちにきて、日本の製品(しかもすべてのジャンル!)や日本のインフラがいかに素晴らしいかということに改めて感心する。停電も日常茶飯事だし、うちのアパートは水タンクのポンプが壊れて3日も経つ。水道から出る水量が半分位になっている。それに壊れてもすぐに直らないし直してもまたすぐ壊れる。

こっちはそんなもんだと思って最初から何も期待していないので毎度驚きもしないが。今や“いや、日本製品やインフラが素晴らしすぎたのだ、便利すぎたのだ、こっちが悪いというわけではないのだ。”などとフィリピン製品をかばっている自分がいる。
西欧圏でもそう思うことたびたびだったので、これはフィリピン比較だからというわけでもないだろう。

それなのに、ああ、それなのに日本製品はすでに汚染下にあってこの先輸出も続けられるのか?!本当に日本政府は自らの首を絞めたなとつくづく思う。
けれど、日本の深い闇=国民を欺き核開発・輸出をずっと行い、戦争にいっちょかみしていたことを考えたら、ああいう一般人には理解不能な行動・政策にでても、彼らならそのぐらいやって不思議でもないかと思える。(本気で良心のかけらもない人間が世の中には一定量存在し続けているし、そのことを不思議がってはいけないと思う。恐ろしい現実を直視しなければ原発も止められないだろう。私たちは強くあらねば)

世界の闇の核カルテルに、日本も電気会社と特定の企業を隠れ蓑にどっぷり浸かっていた。また今後もそこからそうやすやすとは抜け出せないということだ。ヤクザが足抜けできないっていうのの世界大版か。日本の闇、世界の闇は一般人が思っているよりはるかに深く暗いのであった……。

ショベルについて書こうと思ったのに暗い話になった。今日はなぜか珍しく頭が痛いので、こんな深刻なことを書くのに適していない。