母の日のマンゴーがもう届いてしまった

先週の金曜夜に、母の日用にネット注文したフィリピンのマンゴーが今日もう実家へ届いていた。私たちのビザ申請代行をお願いしているセブポットさんがされているお仕事の一つにマンゴー販売があって、送料込みで生マンゴー6〜8つ入り4800円というお手頃価格だったので初めて注文したのだった。日本の切り花の放射能汚染がひどいこともあって、もはやカーネーションも贈れないという事情もあった。
マンゴー販売のサイトには“到着まで10日前後かかります”と書かれていて、しかも今回はフィリピンの祝日や日本のGWも入るので余裕を見て注文したのだが、意外にもすぐに着いてしまった。母の日より11日も早く着いてしまったのでえらいフライングだ。

実家からお礼の電話があったのだが、私の声がえらい元気そうなので安心したと言っていた。
“TVで見てる限りは東京の人ら、変わらず楽しそうに暮らしてるみたいやけど、あんたら避難なんかして早とちりやったんちゃうんか? わはははー”と言って笑っていたが、私は“目に見えて被害が出るのはこれからやし、状況はますます悪くなってる。みんなが分かったころにはすでに手遅れになってるわ”と答えておいた。

うちの実家は大阪だが、今後も食べ物に油断しないように釘を刺しておいた。“あんたが言うとおりキノコとか危ないもんはやめてるし、西日本産しか食べてへんで”とは言っていたが……。産地偽装もひどいので食品からの内部被ばくはなかなか避けられないだろう。

何にせよ、ますますひどくなっている汚染状況に対して、日本人が逆にますます無頓着になっている状況に私は驚く。逆だよ逆!と言いたい。

今日も病欠の先生に代わって授業をしてくれた初対面のサブティーチャー(26歳)に、日本の放射能汚染状況について話したら真剣に聞いてくれた。“自分には日本人と結婚して東京に住んでいる妹がいるので、昨年の日本の事故の際もいろいろ調べた。それで(私の言うことは)すごいショックだけど信じる”と言ってくれた。そして“自分もその件についてもっと調べてみる。教えてくれてありがとう!”と握手しながらえらく感謝された。

妹さんには小学生の子どもが2人いるそうで危険だ。先生であるお姉さんは当然世界中の英語記事は難なく読めるわけなので“真実を伝えている海外記事を読んで、妹さんに警告してあげてください”と伝えた。
ちなみにこの先生は12人兄弟だそうで、フィリピンでも多いほうだ。こっちでは一家に子ども7、8人が平均的で、3人ならとても少ないほう。前回のグラマーの先生も10人兄弟というので驚いたが、上には上がいるもんだ。

そうそう、日本のGW中に1週間だけ英語留学しに来た人が今週たくさんいる。驚いた。何で1週間だけ?! そんならセブ島周辺のリゾート地を旅行してリフレッシュしたほうがよっぽどいいんじゃないかと思えるが……。