セブ島の約50%が母語を英語とみなしている?!

今晩は一口カツを揚げ、さっぱりしたカラマンシーソースで食べてみたらうまかった!セブへ来て今日でちょうど2か月、自宅で揚げ物をしたのは実は初めて。

昨夜また突然電気コンロの片方が壊れてしまい、オーナー事務所へ行って明日交換してもらうことになった。先月も壊れて新品にしてもらったところなのに、なんでこんなにこっちのものは壊れやすいんだろう?今、昼間はアパートに居ないので自炊は夕飯だけだし、そんなに酷使しているわけでもないのにこの程度で壊れるとは……。
なんか私たちが荒っぽい使い方をしていると思われたら嫌だなぁと思ったが、話してみたら“保証書もあるし大丈夫ですよ”と快諾してくれた。あーよかった。コンロが1口だけだとやっぱり炊事は非常に不便なのだ。炊飯器も持っていないので最低2口は必要だ。

さてさて、今日英語学校の先生(28歳)に聞いてみた。彼らはセブワノ語(=ビサヤ語)と英語とタガログ語、人によってはスぺイン語も使えるが、セブ島でメインに使われているセブワノ語と英語とではどっちが使いやすいと感じているのか? また、彼らはどの言語を母語第一言語)ととらえているのか? 

これまで当然セブワノ語が母語で、英語は第2外国語ととらえられているとばかり思っていたが、先生曰く、祖父母世代以降で教育を受けた人たち(おもに大学を出ている人たち)の間では英語が母語ととらえられているだろうとのことだった。そして祖父母世代以上ならセブワノ語を母語ととらえているだろうと。

英語の先生は英語学校の中だから校則としてセブワノ語を話さないのかと思っていたが、普段オフの付き合いでも英語で話しているそうで、それどころか生まれてこの方家庭内でも英語が使われているという。これはその先生に限った話ではなく、ある程度教育を受けた人たちの間では同じ認識だろうと言っていた。
パーセンテージでいえば、セブ島のおおよそ50%の人が母語を英語ととらえていると思うとのことだった。これはすごい割合ではないか。
“自分の思いや感情を一番表しやすいのがセブワノ語ではなく英語なのか?”と念を押して聞くと、そうだという。うーーん、そうだったのか……今更ながら改めて驚いた。

(*首都マニラでは逆に英語ではなくタガログ語がメインに使われているため、英語の訛り度合いも高く、非常に聞き取りにくいという。マニラの人にとっては母語は当然タガログ語なのだろう)

でもその割にジプニーに乗っている人たちはなんでみんなセブワノ語で話しているんだろう?
私はセブワノ語も同時進行で覚えたいなと思う。スペイン語や英語の影響を受けた言葉が多いし、表記はアルファベットでフィリピンの言葉は独自の文字を持たないので敷居は低いと思う。一応読める文字で書かれているのはありがたい。

現在、学校4週目にして自分が英語を使っていることに違和感を感じなくなってきたように思う。そこで今日は家でも日本語禁止として、旦那と(一部を除いて)英会話オンリーにしてみた。(日本語喋ったら罰金100ペソ)
すると意外と違和感がなく意思の疎通に困らなかった。お互いに勉強になるしなかなか効果がありそうなのでできる限り続けたいなと思った。