傘が壊れた

日本から1本だけ持ってきた折り畳み傘を雨傘・日傘兼用でずっと使い続けていた。すでに購入から10年以上経っている年季の入った傘だった。
少し前に傘の骨が一本折れてしまって、そのまま壊れるまで使おうと思って頑張っていたが、今日ついにとどめを刺されてしまった。

昼間に雨が降って来たのでチャコたちを移動させに傘を持って出ていき、チャコをくくっているヒモを外すため傘を地面にちょっと置いた隙に、チャオがその上にジャンプしてしまった。それで傘の骨がまた折れてしまった。あぁ。

傘破壊犯のチャオ

これはもうさすがに買い換えないといけないなということで、夜モールへ行ったら、500ペソ前後するものが多くて思ったより高かった。あれこれ探すと最安値で125ペソというのがあった。
私はこっちのものは100ペソ代だろうと500ペソ代だろうと質はそう変わらないだろうから、どうせすぐ壊れるなら125ペソのでいいと思い、結局それにした。

こういうときこっちで非常に重要なことは、買うものは必ず試してみることだ。日本だったら売っているものが壊れているなんてほぼ有りえないことだけれど、こっちでは当たり前にあるので何でも買う前に試さないといけない。新品だから大丈夫だろうなんて信用してはいけないのだった。
壊れていても店員さんから“すみません”などとお詫びの言葉もまずない。

で、125ペソの傘を広げたらちゃんと使えるようだったが、別の300ペソ代のを開けると案の定壊れていた。また、125ペソの同じ傘の色違いのも壊れていた。

レジへ行くと、レジのお姉さんもやはり「これは開いて試してみましたか?」と聞いてきた。試してみないと壊れているかもしれないから確認してくれたのだ。

ビサヤ語で聞かれた。細々勉強はしているものの普通に話されたらまだ聞き取れない。こういうときビサヤ語で答えられるぐらいになりたいと思う。残念だった。まだまだだ。(お姉さん、英語で聞き返してくれた)

それにしても私たち、ビサヤ語で話し掛けられることが多い。旦那もセブでもタクシーの呼び込みもされないし、ツアーの呼び込みもされなくなったそうだ。2人共黒いからだろうか。